2013年4月28日日曜日

2013年ドラフトクラス:Dominic Ficociello

          
         

Pos:2B/3B
H:6'3/W:175
Bats:Switch/Throws:Right
Born:4/10/1992
School:Arkansas大
2013 Class:Junior
MLBドラフト歴:2010年23巡目 by タイガース
Twitter:@DFicociello25

アスレティックなスイッチヒッターで、コンタクトは右打席、パワーは左打席のほうが優れている。アプローチは両打席ともいい。スウィングはやや大きめだが、芯でとらえた打球は素晴らしい伸びを見せる。

守備は高校時代はSSで、大学に進学してからコーナーに移っていたが、今季から再びミドルポジションとなる2Bに挑戦している。身体能力はあるので上手くアジャスト中とのレポートがある。上のビデオでもいい反応を見せている。打率.265-.280、年間20HR程度の打者になるとの見方が多く、この数字はコーナーとしてはやや弱いが、2Bとして残るなら十分だ。

メンタル面については「集中力を欠きがち」と「トゥルー・ゲーマー」という2つの評価に大きく分かれる。今季は怪我で出遅れた影響でここまで101打数で.238/.328/.327と低調だが、Perfect Game USAはシーズン前に彼をリーグで20番目にいいドラフト候補にランクづけている(Arkansas大の所属するSECリーグは全米で最もレベルの高い大学リーグだ)。2年生だった2012年は252打数で.290/.387/.429を残した。


Game 24,16-8

                    
Source: FanGraphs

見事にレンジャーズらしい負け方で完敗。

なぜか軟投派の左投手は打てないという迷信があるのですが、今日はまさにその通りでこの試合前までMLB通算14.1イニングのPedro Hernandez(試合前まで名前も聞いたことなかった)に5-5-0-0-1-3-0に抑えられる始末。とくにDavid MurphyとMitch Morelandは一向に左投手を打てる気配なし。今季は左投手に対し2人合わせて72打席で.194/.236/.269。計72打席ではサンプルが小さすぎますが、通算ではMurphyが625打席で74 wRC+、Morelandが230打席で59 wRC+とまだまだ少ないもののある程度の量があるのも事実。いずれにせよ、彼らは左投手に対しては優れた打者ではありません。

このシリーズで頻出しているTOOTBLANですが、今日は初回にCraig Gentryが盗塁失敗、2回にNelson Cruzがライトフェンス直撃の打球で明らかに無理なのに2塁を狙ってアウト、とまるで一昨日のリプレイのような走塁と2つを追加してこのシリーズ計94個(嘘)に。Dave Andersonって1塁コーチにも向いてないんじゃないかなあ。

先制点はMorelandのエラーで出塁したランナーが生還するという不運なものでしたが、Dutchは5回までこの1点によく抑えた。6,7回に計3点を失いましたが、今日も試合は作ってくれました。

8回裏のディフェンスは...もう言葉も出なかったです。とくにKins、君は私の1番のお気に入りだけど流石にあれは擁護できないよ。

ま、何はともあれ2位のA'sも負けたので3.5ゲーム差で西地区の首位を保っているのはいいことです。

レンジャーズマイナー情報 4/26/2013

AAA:
ラウンドロック4-3アルバカーキ(ドジャース傘下) シーズン12勝10敗

Engel Beltreが4打数2安打、Jurickson Profarは4打数でダブル1本、Mike Oltは遂にスタメン落ち...。Jim AdduciとEli WhitesideがともにHRを含むマルチヒットを記録しています。

Josh Lindblomは6.2-4-3-3-16-1とここまでの彼にしてはやや振るわないラインだったものの、91-95のファストボールと84-87のスライダーで空振りを奪いまくっていたそう。ただ、チェンジアップとカーブはまだまだ磨く必要があり。Cory Burnsももはや馴染みとなった1イニング無失点でセーブを記録。未だに今シーズン失点がありません。

AA:
フリスコ2-4コーパスクリスティ(アストロズ傘下) シーズン11勝10敗

Jared Hoyingが二塁打と三塁打、Brett Nicholasが2二塁打と2人でチームの4長打すべてを記録。

Ryan FeierabendはGeorge Springerに特大のHRを浴びるなど7回を7安打4失点。Jimmy Reyesが8回、Ben Rowenが9回を無失点に抑えています。

High-A:
マートルビーチ1-5ポトマック(ナショナルズ傘下) シーズン12勝9敗

Nick Martinezは5.1-3-2-1-3-6-1に加えて2つのボークを犯して敗戦投手に。Will Lambは2.2イニングでHRを含む3安打を浴びて3失点とトンネルの出口がなかなか見えてこない様子。Ryan Harveyは1イニングを2Kでパーフェクトに。

打線はDrew Robinsonの今季初HRによる1点のみ。

Low-A
ヒッコリー3-2 at ハージェスタウン(ナショナルズ傘下) シーズン14勝8敗

C.J Edwardsは5-4-1-0-2-7-0の好投で着実に株を上げ続けています。Joese Valdespinaも2イニングで2安打と1四球を許したものの4Kで無失点。

オフェンスはJoey Galloがチーム単独トップとなる8号2ランHR。Lewis Brinsonは2二塁打を含む4打数3安打でした。

2013年4月27日土曜日

Game 23, 16-7

                       
Source: FanGraphs

Justin Grimmは制球に苦しんで4イニングで降板したマリナーズ戦を除けば安定したピッチングを見せていますね。彼がローテーションの"8番手"であることを考えると十分過ぎる働きです。

2回にGeoveny Sotoがホームでタッチアウト、3回にはLance Berkmanのヒットで1塁にいたElvis Andrusがホームに突入してアウト→2塁に達していたそのBerkmanがAdrian Beltreのショートゴロで挟まれてアウト、と見事なTOOTBLANの連鎖でした。見てて逆に面白かったです。

9回裏は最初はJoe Nathanがウォームアップしていたんですが、表にinsurance runを取り4点差になったことでJoe Ortizがマウンドに。ただ、彼が不調で1アウトしかとれずに2本の安打を許したことでセーブシチュエーションに。ここで当然のようにNathanにスイッチ。Nathanは1点差に迫られる3ランHRを浴びますが(9回表に1点とっておいてよかった)、後続を抑えて無事にセーブ。ただ、このセーブに、たとえば1点差ノーアウト満塁を抑えて記録したセーブと同じ価値は当然なく、この指標の問題点を浮かび上がらせるアウティングでした。

レンジャーズマイナー情報 4/25/2013

AAA:
ラウンドロック5-10アルバカーキ(ドジャース傘下) シーズン11勝10敗

Engel Beltreが二塁打と(彼にしては)早くも今季5個目の四球を選んでいます。Jurickson Profarは3打数無安打だったものの1四球。こちらはシーズン12個目。ちなみに彼はこれに対して三振が14個。Mike Oltは4打数無安打で2三振。こちらはトンネルの先がまだ見えてないようです。Eli WhitesideがHRを含む2安打。

5イニングで7安打5失点のCollin Balesterを筆頭に今日は登板した投手全員が失点。Balesterは先発した試合ではいずれも3失点以上失っていますが、早くブルペンに戻したほうがいいと思います。

AA:
フリスコ1-2 at サンアントニオ(パドレス傘下) シーズン11勝9敗

Guilder Rodriguez(G-Rod)とAlejandro Selenがともにマルチヒットを記録。

先発のCarlos Pimentelはまたもこれまでとは人が変わったようなコントロールで6イニングを4安打1失点、8K、0BB。最後の2イニングを投げたWilmer Fontは2イニングで4Kを奪ったものの遂に今季初失点を喫して敗戦投手に。

High-A;
マートルビーチ5-2フレデリック

Chris Grayson、Royce Bolinger、Jake Skoleがマルチヒットを記録。Graysonはダブル、Skoleはトリプル、Bolingerは今季2号となるソロHRを打っています。

Alec Asherが7-2-2-4-2で3試合連続の好アウティング。彼のあとを受けたJoe Van Meterも2イニングを2K2BBで無失点。

Low-A:
ヒッコリー4-2グリーンズボロ(マーリンズ傘下) 

毎日開催されているHRフェストですが、今日はRyan RuaとNomar Mazaraが1本ずつ。Mazaraは2試合連続となっています。

Kevin Vasquezが5.2-2-2-1-1。Ryan SlackとAlexander Claudioが計3.1イニングで2安打無失点、3K。

2013年4月26日金曜日

レンジャーズマイナー情報 4/24/2013

AAA:
オフ

AA:
フリスコ3-5 at サンアントニオ(パドレス傘下) シーズン11勝8敗

5点リードされていた最終回に一挙3得点したものの逆転には及ばず。Brett Nicholasがシーズン4号となるソロHR、Ryan Strausborgerが2安打にシーズン6個目となる盗塁を決めています。

Jake Brighamが最後の3イニングを無安打無失点、5K、1BB。

High-A;
マートルビーチ10-3フレデリック(オリオールズ傘下) シーズン11勝8敗

Rougned Odorはスタメンを外れたものの、Jake Skole、Chris Grayson、Luis Sardinas、Trevor Adams、Royce Borlingerの9-4番がいずれもマルチヒットを記録。Adamsは3安打でした。

先発のJerad Eickhoffが7.1イニングで2HRを浴びたものの6安打3失点、6K、1BBの好投を見せました。

Low-A;
ヒッコリー5-2 at グリーンズボロ(マーリンズ傘下) シーズン12勝8敗

打線は3本のHRを含む5得点。Nomar Mazaraがシーズン2号、Lewis Brinsonが3号、Joe Maloneyが5号を放っています。

John KukurudaとCody Kendallが計4.1イニングを2安打無失点、7K、0BBに抑える好リリーフ。

Game 22, 15-7

         
Source: FanGraphs

Nick TepeschはJosh Willinghamに打たれたHRを除けばほぼ完ぺき。ただ、三振はもうちょっととってほしかった。あと、本来はグラウンドボーラーのはずの彼が、今日はゴロが43.5だったのに対してラインドライブが17.4%、フライが39.1%となぜかエアボールが多めでした。

Nellieは先制のタイムリーシングルはよかったんですが、暴走して2塁で刺されたのはちょっと...。その後盗塁失敗でstrike 'em out throw 'em outにも関与しており、彼にとってはTOOTBLAN全開な1日だったようです。ちなみにNellieは江府町の波が激しい選手ですが、過去5試合で12打点と現在は絶好調な模様。

7回に先頭のIan Kinslerがシングルで出塁、次のElvisがバント...はもう何も言うことないです。Washに得点期待値を学んでもらうのはあきらめました。彼が監督でいる限りこれとは付き合っていかなければならないんです。

8回に登板したTanner Scheppersは先頭のAaron Hicksに不運なヒットを献上、1アウト後にBrian Dozierにダブルを打たれて1アウト2,3塁とあわや同点のピンチでしたが、Joe Mauerを敬遠して満塁に。この試合で1番重要な場面(上のグラフでツインズ側に突出しているところ、下の棒グラフが唯一赤くなってるところですね)で、次打者のWillinghamをダブルプレーに取ったのにはしびれた。一歩間違っていたら逆転されていたかもしれないから。ここは満塁にするというリスクを取ったWashに(渋々ですが)賞賛を送りたいです。

GIF-ベースボール・モナリザ

とにかくこのGIFを見てほしい。


これはダルビッシュの4シーム、2シーム、スライダー、スローカーブ、カッターの軌道を1枚のGIFに合成したものだ。何が凄いかは説明するまでもないだろう。とにかく美しい。いわば、ベースボール・モナリザといったところだろう。この「ベースボール・モナリザ」はわざわざパリまで足を運んで長蛇の列に並ばなくても、インターネットアクセスがあれば簡単に見れる点が本家とは違うが。それでも、これも額縁に入れてルーブル美術館に飾られるべきだと私は思う。

このベースボール・モナリザはアメリカ時間25日朝(日本時間26日深夜)にインターネットに出回った後、アメリカ中のベースボールファンの心を瞬く間に捉えた。彼らの発言をいくつか紹介しよう。

 「今日は1日中このGIFを見て過ごすよ」- Dave Cameron、野球分析サイト「FanGraphs」の副編集長

「みんなまだ生きてるの? 俺はあのGIFの威力が強すぎてみんな死んじゃったと思ったんだけど」-Harry Pavlidis、Pitch f/xサイト「Brooks Baseball.net」の編集者、「Baseball Prospectus」のライター。

とにかく、このGIFはそのくらい衝撃的なのだ。

これは、日本史上最強のピッチャーが世界一のピッチャーの一人に登りつめたことを物語っているだろう。これだけの球種を全く同じフォームから投げられるピッチャーなどダルビッシュ以外にはいない。しかも、このGIFは彼のレパートリーのうち3つ、チェンジアップ、速いほうのカーブ、スプリッターが欠けているのだ。我々はこの男のピッチングを見られることに感謝するべきだろう。

最後に、このGIFを作成したSB Nationのレンジャーズウェブサイト「Lone Star Ball」のコメンター、DShepには心からの賛辞を送りたい。この人物はレオナルド・ダ・ヴィンチ級の才能の持ち主と言っても間違いではないだろう。

追記:GIF作成者のTwitterアカウント:@DShep25

2013年4月25日木曜日

Game 21,14-7

ダルビッシュは本日も素晴らしいピッチング。前回のエンゼルスとのシリーズと同じく、シリーズ勝ち越しをかけた3戦目に登板してチームを勝利に導いてくれました。

今日の配球をおなじみのbrooksbaseball.netから拝借して見てみましょう。

Pitch Statistics
Pitch Type Avg Speed Max Speed Avg H-Break Avg V-Break Count Strikes / % Whiffs / % SNIPs / % Linear Weights
FF (FourSeam Fastball)95.0898.54-3.2711.144227 / 64.29%5 / 11.90% 25 / 62.50%-1.9494
SL (Slider)83.8987.059.420.354331 / 72.09%13 / 30.23% 25 / 67.57%-1.0680
CU (Curveball)63.2164.387.36-11.1943 / 75.00%2 / 50.00% 3 / 75.00%-0.4240
FC (Cutter)91.1693.230.877.6833 / 100.00%1 / 33.33% 2 / 100.00%0.4446
FT (TwoSeam Fastball)93.9796.07-8.907.1084 / 50.00%2 / 25.00% 4 / 50.00%-0.2617
Pitch classifications provided by the Gameday Algorithm.
SNIPs are "Strikes Not In Play" and do not include any balls in play.

Velocities are assumed from 55ft (rather than the gameday standard of 50ft) for increased realism.
These 55ft numbers are directly comparable with our player cards.
Data courtesy of brooksbaseball

4月12日のマリナーズ戦からスライダーの割合が増えていますが、スライダーと4シームの割合がほぼ同じだった前回登板に続いて今日もSLと4シームの数がほぼ同じ。今日は全100球中85球をこの2つの球種が占めていました。

Data courtesy of brooksbasebal

ロケーションを見るとほぼ外角、それも低目を多用していることがわかります。

           (GIF h/t @CrashburnAlley)
ただ、その中で印象的だったのは上のGIF、6回にMike Troutを内角のカーブで見逃し三振に取ったシーン。ダルビッシュの代名詞となっているこの60マイル台のスローカーブですが、この投球で記録した61マイルというのは彼がMLBで投げた全投球の中で最遅。余談ですが、今日は98マイルと自身MLB最速に並ぶ数字をも出しています。また、2012年はスローカーブで奪った三振は9個ありましたが、今年はこれが初。

ダルビッシュ以外についていうと、Derek Loweはこういう点差が付いたゲームでブルペンを休ませるためにロースターに入っているんだから、最後の3イニングは一人で投げ抜いてほしかった。おかげでブルペンの"Bサイド"全員をつぎ込む羽目になりました。これはこのゲームにおけるマイナスポイント。

攻撃では4回に打順が2巡目に入ったところでMichael Rothをとらえてこの回一挙9点を取りましたが、この回以外はちょっとあっさりしてたかな。ま、勝ったからいいんですが。

2013年4月24日水曜日

レンジャーズマイナー情報 4/23/2013

AAA:
ラウンドロック0-1 at ニューオーリンズ(マーリンズ傘下) シーズン11勝9敗

打線は計4安打で完封負け。Jurickson ProfarとMike Oltは無安打に終わったもののそれぞれ1四球、Engel Beltreは4打数1安打。

先発のRandy Wellsは6イニングを1失点に抑えたもののこの1点に泣く展開。9回に登板したCory Burnsはまたしても1イニングを3人で片付け未だに今シーズン無失点。

AA:
フリスコ6-1 at サンアントニオ(パドレス傘下) シーズン11勝7敗

Neil Ramirezが5イニングで対戦した打者19人中7人から三振を奪い、3安打1失点、3BB。彼は開幕から好投を続けています。最後2イニングを投げたRoman Mendezも無安打無失点、1K/1BBでこちらもシーズンERAは未だに0.00。

打線ではHanser AlbertoとAlex Buchholtzがそれぞれマルチヒットを記録。

High-A:
マートルビーチ2-10フレデリック(オリオールズ傘下) シーズン10勝8敗

開幕から好投を続けていたVictor PayanoがまるでCody Buckelが乗りうつったかのような制球難振りで1.2イニングを3安打5失点、0K、4BB。8回に登板したRandol Rojasも4点を奪われました。好調のRyan Harveyは9回に登板し1イニングを三人で片付け1三振。

攻撃では6安打に終わったもののRougned Odor、Trevor Adams、Royce Bolinger、Edwin Garciaにそれぞれ二塁打が出ています。

Low-A:
ヒッコリー8-10 at グリーンズボロ(マーリンズ傘下) シーズン11勝8敗

Joey Galloがシーズン6,7号の2HRを放ってチームトップに並べば、Jorge "#TheLegend" Alfaroもシーズン2号となるグランドスラムを叩き込むなど2人のトッププロスペクトがHR祭りを開催。

しかし、投手陣がそのリードを守りきれずに逆転負け。先発したSam Staffordは3イニングを3安打1失点、3K、1BBと初めて好投したものの、2番手のRyan Boresが2イニングで8安打5失点と大乱調。彼のあとに登板したJose LeclercとJosh McElweeも2失点ずつ。

Prospect Profile-Michael Roth,Angels

明日メジャー初先発でダルビッシュ有と投げ合うことになるピッチャーの紹介を。

エンゼルスはローテーションの一人Tommy Hansonが忌引きリスト入りしたことによって、明日の試合の先発が未定のままでした。大方の予想はJerome Williamsではないかとのことだったんですが、今日の試合後になってルーキーのMichael Rothに決定。




このRothはカレッジベースボール史上に名を残す大投手で、サウスカロライナ大学が2010-2012年に成し遂げた3年連続カレッジ・ワールドシリーズ(CWS)決勝進出に貢献。数々のCWS記録を打ち立てています。大学通算成績は354.1イニングで268K、105BB、1.91 ERA、26勝6敗。

2012年のドラフト9巡目(全体297位)でエンゼルスから指名され、昨年は上級ルーキーリーグで投げ22イニングで21K、11BB、被HR2という数字を残しました。今季はAAで1先発した後エンゼルス投手陣の相次ぐ故障によってメジャー昇格。2012年のドラフト組としては2番目にメジャーデビューを果たしました(1人目はドジャースのPaco Rodriguez)。ここまでの4試合はミドルリリーフやLOOGY(左打者専門)として起用されています。

4シームは90マイルに届かないものの、シンカー、カッター、チェンジアップ、スライダーを制球よく操って勝負する技巧派。Pitch f/xによれば、ここまでMLBで投じた77球中シンカーが実に46球(60%)を占めています。

シーリングはそんなに高くなく、せいぜいローテーションの5番手ギリギリかLOOGY、ロングリリーフという今まさにエンゼルスが起用している感じになりそう。

このRoth、自称カレッジベースボールファンの私としては思い入れがある選手なので、明日は敵ながらちょっと応援、というかどこまでやれるか注目したいと思います。

Game 20, 13-7

                    
Source: FanGraphs

はあー....。ベースボールって紙一重なんだなって感じさせられる試合でした。スポーツにたらればはないですが、例えば初回にMitch MorelandがA.J. Pierzynskiからの送球を落としていなかったらとか。あれがなかったら初回はちょっと違った展開になっていたでしょう。                              
       
結果的には凌ぎましたが、10回裏1アウト満塁でAlbert PujolsのサードゴロをAdrian Beltreが本塁に送球、3塁ランナーを封殺した後、AJPがすでにアウトになっているランナーにタッチしに行ったのは????。打者走者のPujolsは足を痛めていてまともに走れないこともあり、1塁に送球していたら80-90%はダブルプレーが取れたはず。このイニングに試合を決められていたらかなり議論になっていたはず。

9回表のMike TroutのキャッチはさすがTrout。それ以上に言いようがない。素直に脱帽です。

それからJoe Ortiz。打たれたのはしょうがない。誰だって失敗はする。それより、同点の10回裏1アウト満塁で登板してPujolsとJosh Hamiltonを打ち取ったのは興奮した私はあまりintangibles、目に見えない要素を語るのは好まないんですが、彼の度胸を見た気がします。被弾のことは早く忘れてまたこんな場面を演出してほしい。彼を称えるtweetをいくつか紹介しておきましょう。
打ち取ったピッチャーと打ち取られたバッター二人の年俸の差。これだからベースボールっておもしろいんです。
なんていうか...凄い言い回しですよね。アメリカ人のウィットのセンスには勝てません。

あと、今日はRISPで13打数1安打でしたが、これはあれこれ言っても解決しないので風が吹き始めるまで待つしかないです。

昨日、今日とこの2試合はまるでプレーオフのような雰囲気(残念ながら球場はガラガラでしたが)が流れていました。今日は負けましたけど、いいベースボールの試合だった。ライバリーという単語はこういう試合に対して使うものなんだと思います。

明日の先発はダルビッシュとルーキーでこれがメジャー初登板となるMichael Roth。ダルビッシュには是が非でも支配的なピッチングで勝利を手繰り寄せてほしい。対するRothの詳細なプロフィールはこちらになります。

Game 19, 13-6

                    
Source: FanGraphs

A.J. Freaking Pierzynski!まるで9月終盤のプレーオフ争い真っ只中のような雰囲気の中、彼が9回に放った勝ち越しソロは彼がレンジャーズファンの間でヒーローになった瞬間でした。この試合は去年のベスト5ゲームの2つ、8月1日の逆転walk-offと9月20日のAdrian Beltre勝ち越しHRゲームを交ぜたような試合でしたね。

AJPのこのガッツポーズからは尋常ではない量の #rig を感じました。

Derek HollandはこれぞDerek Holland、を1試合で見事に体現してくれました。初回は16球、5回は11球で三者凡退に抑えたのに対し、3、4回は制球が定まらずに四球祭り。全然ストライクが入らないくせに、ボール球でも振り回してくれるJosh Hamiltonにだけはなぜかゾーンにボールが言って打たれるという。ま、これは今日はHolland以外の全投手にもあてはまることなんですが。

そのHamiltonは例の4HRゲーム以来の1試合4安打。前回とは違って今日は全部シングルだったので大したダメージにはなりませんでしたが。以下がHamiltonがキャリアで4安打した試合一覧。


Rk Date Tm Opp Rslt PA AB R H 2B 3B HR RBI SO HBP WPA RE24 aLI BOP
1 2013-04-22 LAA TEX L 6-7 4 4 2 4 0 0 0 0 0 0 0.206 1.576 1.093 5
2 2012-05-08 TEX BAL W 10-3 5 5 4 5 1 0 4 8 0 0 0.372 7.506 .444 3
3 2011-09-17 TEX SEA W 7-6 5 5 1 4 1 0 1 3 1 0 0.303 2.807 1.136 3
4 2011-07-09 TEX OAK W 7-6 5 5 1 4 2 0 1 3 0 0 1.081 3.126 1.742 3
5 2011-06-17 TEX ATL W 6-2 5 5 1 4 0 0 1 3 0 0 0.291 3.514 .740 3
6 2010-08-13 TEX BOS W 10-9 6 5 4 4 1 0 1 1 0 0 0.279 1.725 1.214 3
7 2010-07-19 TEX DET W 8-6 7 6 1 4 0 0 0 1 1 0 0.214 1.853 1.906 5
8 2010-06-20 TEX HOU W 5-4 6 6 1 5 1 0 0 2 1 0 0.672 2.199 2.575 5
9 2010-06-16 TEX FLA W 6-3 5 5 1 4 0 0 1 1 0 0 0.055 1.333 .806 4
10 2009-08-25 TEX NYY W 10-9 6 6 0 4 0 0 0 2 1 0 0.178 1.634 .802 3
11 2009-08-13 TEX CLE W 4-1 4 4 1 4 2 0 0 2 0 0 0.283 3.067 1.212 5
12 2008-09-19 TEX LAA L 13-15 5 5 1 4 1 0 0 0 0 0 0.104 1.040 .728 3
13 2008-05-16 TEX HOU W 16-8 6 5 4 5 0 1 2 5 0 0 0.388 5.328 .830 3
14 2008-04-16 TEX TOR W 7-5 8 7 0 4 2 0 0 2 0 0 0.512 3.341 1.550 3
15 2007-09-07 CIN MIL W 11-4 5 5 3 4 1 0 1 2 1 0 0.057 2.175 .266 1
16 2007-05-05 CIN COL L 7-9 5 5 4 4 1 1 0 0 0 0 0.194 2.236 1.078 7
Generated 4/24/2013.

7、8回を無失点に抑えてくれたTanner Scheppersもいい仕事してくれました。彼は今季まだ失点がありません。

まあとにかく今日はAJPに尽きる、というところでしょう。

レンジャーズはこの勝利でレッドソックスと並びAL最高勝率に並んでいます。

2013年4月23日火曜日

2013ドラフトクラス:Bobby Wahl

           

Pos:RHP
H:6'3/W:200
Bats:Right/Throws:Right
Born:3/21/1992
School:ミシシッピ大
2013 Class:Junior
MLBドラフト歴:2010年39巡目 by CLE
Twitter:@BWahl19

力強い身体に恵まれたアスレティックな右腕。速球は92-93、最速95マイルで、97マイルを記録したというレポートもある。82-84マイルのスライダーはセカンダリーピッチとして素晴らしい武器になる。チェンジアップもプラスのポテンシャルがあり、速球、スライダーと合わせて効果的な3ピッチミックスになるかもしれない。アームスロットはスリークウォーターで、フォームは安定しているが少し力みがち。エースではないが、安定したローテーションの2-3番手になれる素材だ。

2年生だった昨年は17試合に先発し、99イニングでERA 2.55、104K、32BB、被本塁打6、被打率.211。今季はここまで10先発、66.2イニングで8勝0敗、ERA 1.22、56K、32BB、被HR1、被打率.183という数字を残している。

2013ドラフトクラス:Dustin Driver

         

Pos:RHP 
H:6'2/W:210
Bats:Right/Throws:Right
Born:10/11/1994
School:Wenatchee高校
2013 Class:Senior 
MLBドラフト歴:なし
Twitter:@dustindriver27
コミット:UCLA

91-93 、最速94マイルに達する速球は沈む動きがある。ブレーキングボールは80マイル代前半で平均レベルの武器になるポテンシャルはあるが不安定。チェンジアップも速球と同じ腕の振りで投げることができ、プラスピッチになるポテンシャルを持っているが、こちらもまだまだ磨く必要がある。カッターにも取り組んでいるがこれはあまりいい結果を得られなかった。

高校生にしては珍しくストライクゾーンの低めを使った投球ができ、ポテンシャルとしてはエースというよりはワークホースな2-3番手。ピッチングフォームはクリーンで安定している。常にストライクゾーンを攻めることができ、マウンドでも落ち着いている。

UCLAへのコミットがあるが、恐らく1巡目の後半若しくは2巡目の前半で指名されるだろう。