2013年2月25日月曜日

WBCに参加するレンジャー達

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いよいよ開幕まで1週間を切った2013年の第3回WBC。今回は一応レンジャーズブログとして、チームから各国のロースターに選出された7人を簡単に紹介しよう。

アメリカ:

Derek Holland,P、左投両打

名前こそHollandだが、オランダではなく完全なアメリカ人。プロスペクト時代からエース候補と呼ばれ、高いポテンシャルを持っているのだがムラが多くイマイチ開花しきれていない。目の覚めるようなピッチングをしたかと思えば次の登板ではボコボコに打たれる、というような場面が多い。性格は非常に間が抜けているというか、天然系でチームのムードメーカー。

ドミニカ共和国:

Nelson Cruz,OF、右投右打

その余りあるパワーから繰り出される #Boomstick と呼ばれる特大アーチと、強肩が有名。2010年はALDSとALCS合計40打数で15安打、5 HR、2011年のALCSでは22打数で8安打、うち6本がHRで13打点を挙げMVPに輝くなど短期間では手に負えなくなるような爆発力を見せることがある。ただし2009-2011の3年間で6度のDL入り、その他にも小さな故障が絶えないなど虚弱体質気味。あの有名な2011年のワールドシリーズ第6戦でのミスに代表されるようにフライボール、特に後方の打球に対してのルートどりも上手くない。

2013年に入ってPED(禁止薬物)を入手した証拠が発見されたと報道があり、騒動の渦中にいる。32歳で、今季終了後にFAとなる。

Leury Garcia,IF、右投両打

5フィート7インチと小柄だが、身体能力に溢れた21歳のプロスペクト。特に足の速さはレンジャーズの組織内では最速クラス。ヒッティング技術もあるのだが、パワー不足なのに大振りなのとマイナー通算103BB/344Kとアプローチの改善が課題。基本的にはショートとセカンドだが、今オフのウィンターリーグではサード、ライトなども守った。昨年11月に40人ロースター入りし、今STでは開幕ロースターの25番目のスポットを争っている。当初ドミニカ共和国のロースターには名前がなかったが、先週になって自身のTwitterで参加することを表明した。
ベネズエラ:

Elvis Andrus,SS、右投右打

開幕時点ではまだ24歳ながらすでにメジャー5年目。前回のWBCが行われた2009年にメジャーデビューした。両リーグ合わせてもトップ5に入る遊撃手で、特にその身体能力と強肩をを生かした守備は見た目、内容ともにピカイチだ。オフェンス面ではパワー不足は否めないもののコンタクトは上手く、出塁率はいい。33盗塁で6失敗だったルーキーイヤー以降成功率が悪化しているのが気がかりだが、足も速い。Twitterではオバケの絵文字を多用することで有名。

メキシコ:

Jose Felix,C、右投右打

24歳のメキシカンネイティブ。守備力が高い捕手で、マイナー通算の盗塁阻止率は35%。2012年はAAフリスコで82試合に出場、306打席で.260/.271/.377だった。入団6年目で、だんだんorg guy(マイナーのデプスを埋めるための選手)と化しつつある。2012-2013年は母国のウィンターリーグでプレーし、カリビアンシリーズで優勝したチームの一員となった。

スペイン:

Engel Beltre,OF、左投左打

スペインではなくドミニカ共和国出身ながら、スペインにバックグラウンドがあるため(それを言ったら大多数のラテン系選手は当てはまるような気がするのだが)選出。2007年にEric Gagneとのトレードでレッドソックスから獲得した当時は17歳だった。それから6年たったが、打席でのアプローチと精神面で未熟なため、全く成長の跡が見られず余りある才能を生かし切れていない。マイナー通算2882打席で541三振に対してわずか129四球しか選んでいない。

昨年9月にフロリダで行われた予選ラウンドではリードオフヒッターとして16打数で6安打(1三塁打)、珍しく4つも四球を選んで3盗塁を決めてチームの本選進出の原動力となった。

Gabe Suarez,UTL、右投右打

このSuarezもBeltreと同じくスペイン出身ではなく、デンバー生まれのフェニックス育ち。28歳。2003年のドラフトでモントリオール・エクスポスに33巡目で指名されて以降チームを渡り歩きながらマイナー暮らしを続けている。昨年はドジャーズのAとメキシコでプレーし、昨年12月にレンジャーズとマイナー契約した。9年間でAAA経験が12試合しかない完全なマイナーリーグベテラン。

昨年9月の予選ラウンドでは12打数6安打(二塁打2本)、3四球、2三振だった。

この他にもAdrian Beltre(ドミニカ共和国)、Jurickson Profar、Nick Urbanus(ともにオランダ)らが当初のロースターに入っていたが、怪我やチーム事情などで最終ロースターからは外れている。なお。既報の通りダルビッシュ有、建山義紀、尾中博俊の日本人勢はいずれも日本のロースターには入っていない。

2013年2月24日日曜日

Animated:Philly #PADMY

Michael Young made a couple of #PADMY in his Philly debut today. Different uniform,same guy.



And I'm pretty sure that Darin Ruff is not a good left fielder.



2013年2月23日土曜日

レンジャーズの残念なオフシーズン?

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いよいよ本日2月22日からレンジャーズはオープン戦を開始する。2013年のベースボールシーズンも本格的に到来し、オフシーズンは終わりを告げた。私はこのオフ、トランザクションについてはこのブログであまり触れてこなかったが、ここに私の今オフのレンジャーズの補強についての私見をまとめよう。

2週間ほど前にMLB Trade RumorsがWhich Team Had Most Disappointing Offseason?(どのチームが一番期待外れなオフシーズンを送ったか)という投票を行った。リンクをクリックするのが面倒臭いという読者のために、以下に投票の結果をコピペしておこう。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
Total Votes: 27,029

僅差ではあるが、御覧の通りレンジャーズが最も多く票を集めている。確かに、昨年のダルビッシュや一昨年のAdrian Beltreのよう大物との長期契約はなかったし、チーム最大のスーパースターと長年の功労者も流出した。しかし、これだけで期待外れのオフと決めつけていいのだろうか?

私はこの投票でレンジャーズに投票した人たちや、「このオフのJon Danielsはちょっと頭がおかしい」というような世論には全面的に反対である。私に言わせれば、彼らはパーフェクトとは言えずとも、かなり有意義で80-90%は満足いくオフシーズンを送った。

以下に、2012-13オフシーズンのレンジャーズのトランザクションを、大きな影響があるものだけまとめておこう。

FA:

IN

A.J Pierzynski
Jason Frasor
Lance Berkman
Joakim Soria

OUT

Scott Feldman
Mike Napoli
上原浩治
Josh Hamilton
Mike Adams
Ryan Dempster
Mark Lowe

トレード:

Michael Young to Phillies for Josh Lindblom and Lisalvert Bonilla

この他にもBarret LouxとPTBNLをカブスに放出して7月にGeovany Sotoを獲得した際の交換要員だったJake Brighamの再獲得、マイナー契約が数件あったがここでは割愛させてもらう。

まずはJosh Hamiltonだが、確かに彼を失ったことは今後2年はオフェンス面において痛手になるかもしれない。だが、彼が6年間のキャリアで年平均123試合しか出場していない点を頭に入れてほしい。いくら優れた打者でも、シーズンの3/4しか出れないのはちょっと問題だ。さらに、Hamiltonは調子の並みが激しい打者だ。2012年も最初の2か月は神がかり的な打棒だったが、6月1日以降のスラッシュラインは.245/.322/.478。とても年間2500万ドルの価値のある選手には思えない。

Hamiltonがまるでピンポン玉のように打球をスタンドに叩き込んでいた姿を覚えているものは、同時に彼がワンバウンドする変化球に対して空振りを繰り返す姿も覚えているはずだ。Josh Hamiltonとは、まるで原子力発電所のような野球選手なのである。彼は好調な時はチームにとってこれ以上ない電力源となるが、一旦歯車が狂うとやっかいな荷物でしかない。レンジャーズは、この原子炉がメルトダウンするリスクを回避できたのだ。

Michael Youngに関しては、チームの功労者がいなくなった寂しさはある。だがチームの編成面で見れば、これ以上素晴らしい動きはない。Youngの2012のfWARは-1.4だった。つまり、レンジャーズにとって1.4勝分の足かせになっていたのである。彼を放出できたことだけでもHamiltonの穴の1/3は埋まる。おまけ600万ドルを負担しているとはいえ、そこそこ有用なリリーバーと97マイルの速球を投げるプロスペクトを獲得出来たなんて、上出来だ。もしかしたらYoungは2013年に多少バウンスバックするかもしれない。だが、彼の放出はレンジャーズにとって間違いなくプラスとなるだろう。

Mike AdamsとRyan Dempsterは彼らの新しいチームが払った値段に値するとは思えない。

NapoliとFeldmanは惜しいが、Napoliはメディカル面の不安があるし、Feldmanもなんとかリプレイスできるだろう。

Loweは大量に溢れている平凡なリリーバーの1人に過ぎない。

私が今オフの動きでで悔やんでいるのは上原と再契約できなかったことだけである。

続いて新加入組に移ろう。

Pierzynskiはもちろん昨年のパワーナンバーを再現できるとは思っていない。アーリントンのジェットストリームの効果をもってしても。それでも、彼は充分貢献してくれるだろう。彼の通算成績と同じ94前後のwRC+を残してくれれば上出来だ。ジャイアンツ時代のように自チームの投手陣との間にマリアナ海溝より深い亀裂を作らなければ、だが。

Berkmanの膝は常に不安が付きまとう。だが、過去3年間のwRC+ 139というのは、この期間に1000打席以上ある選手の中ではMatt Kemp、Evan Longoriaと並んでMLB全体で14位タイだ。彼は出場さえできればオフェンス面で素晴らしい貢献をしてくれるだろう。

Soriaはトミー・ジョン手術を受ける前はMLBで最も支配的なリリーバーの一人だった。まだ28歳と若いし、以前ほどではなくても、非常な有能なリリーバーに返り咲く可能性は十分ある。

Frasorは私の目にはそこまで魅力的には映らない。しかし、1年150万ドルという格安なら悪くはない契約だ。

この4 人に共通しているのは、オプションなどもあるが、基本的には1-2年の短い契約ということだ。長期契約、特に30歳を過ぎた選手と長期契約を結ぶということは、契約の終わりのほうには必ずその選手はサラリーに見合った働きをしなくなり、チームの編成上のフレキシビリティーを奪うというリスクを負うことでもある。エンゼルスを見てほしい。彼らは2016、17年には30代後半になったAlbert PujolsとHamiltonに年間5000万ドルをつぎ込まなければならない。

その点、レンジャーズは賢い動きをした。1年契約ならたとえ契約が失敗になっても、長期的にわたってチームを苦しめる足かせにはならない。今オフにセーブした金は今後重要な役割(たとえば、Elvis Andrusの契約延長など)に使えるだろう。加えて、レンジャーズのマイナーには将来的にチームの中心となる選手が溢れている。彼らが成長するまでの繋ぎとしてベテランを短い契約で使うというのは実にスマートだ。

レンジャーズはMLBで最もタレントに溢れたチームの一つだ。そこから最も大きなタレントは抜けたが、まだトップクラスの戦力を保っている。今オフはそこに少し、しかし確実にテコ入れをしたといえよう。

派手に金やプロスペクトをばら撒き、スター選手をFAやトレードで獲得すること=素晴らしいオフシーズン、ではない。マーケットの動向を読み、自チームの組織を長期的な視野で見つめたうえで的確な動きを行うことが大切なのだ。特に今年のようにFAマーケットが薄いときは。

思い出してほしい。2010-11年オフ最大の勝者と言われたレッドソックスの顛末はどうなったか。2011-12年のエンゼルスやマーリンスは?彼らはいずれもプレーオフに出場できなかった。オフシーズンにスター選手を獲得できなかったというだけでシーズンを悲観するのは間違っている。

思い出してほしい。2010年、レンジャーズがチーム史上初めてワールドシリーズに出場したシーズンの開幕投手はScott Feldmanだったということを。2013年にヒューストンでの開幕のマウンドに立っているのはダルビッシュ有(若しくはMatt Harrison)である。もちろん地区やリーグのパワーバランスは3年前とは違う。しかし、ダルビッシュ(若しくはHarrison)はFeldmanよりずっといいはずだ。

2013年のレンジャーズは十分戦える。さあ、プレーボールだ。

2013年2月10日日曜日

スカウティングレポート:Vanderbilt Dance-off

大学生がぶっ飛んだ言動をするのはどこの国でも同じ。そして、それはたとえ名門野球部の選手であっても(いや、だからこそか)変わらないようだ。

Vanderbilt大学の野球部では、2011年から毎年シーズン開始前の練習にて"Dance-off(誰が一番インパクトのある、クリエイティブなダンスを踊れるか"対決を行っている。私もここ数年は毎年これがリリースされるのを楽しみに待っている。私はダンスに関しては全く何の知識もないが、今回は過去3年分を振り返りコメントを付けていこう。

・2011年
            

3人ともかなりハイクオリティーな演技を見せてくれている。流石はチーム史上唯一のカレッジワールドシリーズ進出を果たすことになるチームといったところか。Jack ArmstrongとMark Lammは大きな動きで魅せてくれ、Navery Mooreも派手さこそないもののソリッドな動きをしている。私はArmstrongがお気に入りなのだが、ネット投票の結果勝者はLammとなった。

・2012
           

前年に比べて派手な動きが減少しているが、FannとNorwoodはいい動きをしている。私見だが、Pfeiferは恥ずかしさを残しながらの演技のように見える。この年の勝者は残念ながら不明だが、私はNorwoodに1票投じたい

・2013
           

全2年とは趣旨を換えて、チーム対抗戦となっている。バットを使った演技のTeam Gray Wolvesに対し、Team Black NightsはSteven Riceのハンドスタンド、2年連続登場のJohn Norwoodの華麗なアクションで圧倒している。

2013年はまだ投票を受付中なので、皆さんも一票を投じてみてはいかがだろうか。

2013年2月5日火曜日

SDI Tokyo:先発ローテーションの価値

                                                                    image found at features.rr.com

このオフシーズンは一部のレンジャーズファンにとっては期待外れとみなされている。しかし、レンジャーズが2012年にMLB全体で4番目に優れた成績を残したピッチャーと長期間の契約延長を結んだことは、そういったファンたちにとっても大きな出来事だろう。

Baseball-Reference版のWARによると、2012年にMatt Harrisonの6.2より高い数字を残したピッチャーはJustin Verlander(7.6)とDavid Price(6.4)だけで、Clayton Kershaw(6.2)とはタイだった。

だが、このようにセイバーメトリシャンもどきにならずともMatt Harrisonの素晴らしさはわかる。2012年にはオールスターにも選出された彼は、過去2年間で62先発、399イニングを投げ32勝20敗、防御率3.34を記録しているのだ。

Matt Harrisonは先週(注:オリジナル記事の日付は1月20日)5年5200万ドルのの契約を結び、レンジャーズのローテーションではダルビッシュ有、Derek Hollandに次いで3人目の長期契約保持者となった。チームオプションも含めれば、HarrisonとHollandの契約は2018年まで、ダルビッシュの契約は2017年までになる。3人とも契約が完了するまでチームにとどまる保証はどこにもないが(いくつかの噂によれば、Hollandが再びレンジャーズのユニフォームを着てマウンドに上がることはないそうだ)、レンジャーズがこれらの契約に何を期待しているかを見てみよう。

Peter Ellwoodが11月にJosh Hamiltonの価値を測った際にも取り上げていたように、FA選手のWARを使ってFA選手の価値を測定する方法は複数ある。最も有名なものは1 WARあたり500万ドルの価値があると仮定したものだが、元インディアンスGMのMark Shapiroが唱えているように、FA選手と契約するときは1 WARあたり900万ドルまで価値をあげるべきだという声もある。

Dan Szymborskiが開発したZiPSという成績予測システムをもとに、レンジャーズが年平均で1 WARあたりいくら払うことになるのかを調べてみよう。


Harrison、Holland、Darvishが3人ともZiPSの予測値通りの成績を残すと仮定すると、レンジャーズが彼らの1 WAR辺りに対して支払う金額は他のチームの約半分という計算になる。さらにいえば、平均年俸(AAV)を使うということは、彼らが契約の最後までチームにとどまることが前提となっている。つまり実際に彼らが受け取る金額を元に計算すれば、もっと現実的な数字がはじき出せるということだ。舌のチャートはそれらを踏まえて作成したものである。



これらの数字からわかることは何だろうか。このなかでダルビッシュ以外の2人に関しては、彼らがまだ年俸調停の期間を残しているうちに契約を延長したのでマーケットの価値よりもかなり安く契約できた。そして、この3人が全員望まれているポテンシャルどおりのパフォーマンスをできるかという疑問は残るものの、今回レンジャーズがセーブした金は他のニーズ(例えば、彼らが誇るオールスター遊撃手と契約延長する、または他に高額年俸の選手を獲得するなど)に使えるということだ。

フィラデルフィア・フィリーズに焦点を当ててみよう。彼らはCliff Lee、Cole Hamels、Roy Halladayという3人のトップスターターに合計6450万ドル、彼らの年俸総額の40%以上をつぎ込むことになる計算だ。それに対して、レンジャーズが2013年に彼らのトップスターター3人に払う金額の合計は彼らのペイロールの15%以下だ。Dan ZymborskiのZiPSは、フィリーズが彼らの3人とレンジャーズの3人を比べた際、フィリーズが4680万ドルも余計に払っているのに対して得る利益はたったの0.4 WARと予測している。

私のこれまでの経験からいえば、Jon Danielsなら4680万ドルもあれば0.4勝以上のものを買うことができるはずだ。

今回Harrisonが結んだような契約と、それによって生まれたチームの編成上のフレキシビリティーこそが、自前のタレントを自らの組織内で育て、そしてその才能を見極めることが重要な理由なのである。

さらに、ダルビッシュ、Holland、Harrisonに加えてNeftali Felizは2015年まで、Alexi Ogando2016年までチームの支配下にある。MLB全体でこれよりも効率的なローテーションが存在するだろうか。

By Robert Pike/Shutdown Inning 元記事はこちら

2013年2月3日日曜日

カレッジベースボールプレビュー:No.3 Arkansas

2012年成績:46勝22敗(全米6位)、カレッジワールドシリーズ進出
ヘッドコーチ:Dave Van Horn

     

2013年のドラフトクラスでは最高の投手、Ryne Stanek(RHP 3年生)がエースを担う。他の2人のウィークエンドスターター、Randall Fant(4年生 LHP)とTrey Killan(RHP 1年生)も一定以上の実力を持ち合わせている。Fantは昨秋に大きな成長を見せ、速球とチェンジアップのコンビネーションにカッターとスライダーが加わった。Killanも88-94を計測する速球とチェンジアップを投げる。

ブルペンは間違いなく全米最高のクオリティを誇る。Barrett Austin(3年生 RHP)には先発転向の噂もあるが、ブルペンにとどまれば最強のクローザーになる。サマーリーグのプロスペクトランキングでは8位にランクインされていたColby Suggs(RHP 3年生)も最速97MPHの速球に鋭く変化する変化球の持ち主。他にもシンカーボーラーのBrandon MooreにTrent Daniel、Colin Poche,Cade Lynchと質、量ともに最高級の投手たちが揃っている。

打線は平均よりやや上といったところで、選球眼に優れた打者が揃っている。中心となるのはDominic Ficociello(2B 3年生)だろう。彼に加え昨年は怪我で棒に振ったEric Fisher(1B 2年生)、カレッジワールドシリーズで特大アーチを放ったJake Wiseらにはパワーポテンシャルもある。

ディフェンス面でもやはりFicocielloに焦点を当てたい。Fisherの復帰に伴って1Bから2Bに移ることになるが、6-4という大柄にもかかわらず昨秋にはスムーズな動きを見せていた。Ficocielloと二遊間を組むBrett McAfeeも身体能力と強肩を兼ね備えている。サードのBrian Andersonも肩は強いが、動きは改善する必要あり。彼ら内野陣がどう成長するかが今季のArkansasの守備面でのカギだ。

レギュラーとピッチングスタッフの多くが昨年オマハを経験いるが、彼らの多くはさらに精神的に成熟する余地を残している。

注目選手

Ryan Stanek(3年生 RHP) 最速97MPHの速球にニーバックリングなスライダー、それに加えカーブとチェンジアップも投げる。コマンドには多少改善の余地があるが、私はMark Appelではなく彼が2013年のドラフトクラスで最高の投手だと考えている。

Barrett Astin(3年生 RHP) 90-92、最速95MPHの速球と打者の視線から消えるスプリッターのコンビネーションで三振の山を築く。現在カッターを開発中で、その完成度によってはさらに危険な投手になるだろう。

Dominic Ficociello(3年生 2B) 本文中でもふれたが、圧倒的な選球眼の持ち主。2012年は252打数で.290/387/.429だった。2013年のドラフトクラスではトップカレッジヒッターの一人

2013 レンジャーズZiPSプロジェクション

                                  Image found at http://www.flickr.com/photos/keithallison/3474537541

2013年も1か月が過ぎ、ピッチャーとキャッチャーの召集日まで2週間を切った。当ブログでもぼちぼち今季のレンジャーズの戦力分析を始めていこう。

今回は高名なセイバーメトリシャンの一人であるDan Szymborskiが開発したZiPSという予測システムが、レンジャーズの選手の2013年の成績予測をどのようにはじき出しているかをみていきたい。

まずはポジションプレイヤーから。

Player B Age PO PA R H 2B 3B HR RBI SB CS
Adrian Beltre R 34 3B 574 72 158 31 1 28 89 2 1
Ian Kinsler R 31 2B 644 90 151 32 4 20 70 20 7
Jurickson Profar B 20 SS 610 65 143 31 6 13 60 17 7
Elvis Andrus R 24 SS 702 81 170 28 6 3 54 29 11
Mike Olt R 24 3B 487 53 106 17 2 19 61 5 1
Craig Gentry R 29 CF 337 39 79 12 3 3 29 17 5
Nelson Cruz R 32 RF 556 65 134 34 1 24 82 10 4
A.J. Pierzynski L 36 C 474 47 123 22 2 14 59 1 1
David Murphy L 31 LF 478 49 118 22 2 13 54 11 5
Geovany Soto R 30 C 407 47 83 19 0 15 56 1 0
Leonys Martin L 25 CF 388 43 95 21 3 8 42 15 11
Mitch Moreland L 27 1B 503 54 120 25 1 17 64 3 2
Julio Borbon L 27 CF 525 58 131 17 6 6 46 20 6
Yangervis Solarte B 25 2B 497 51 128 25 1 7 43 3 2
Engel Beltre L 23 CF 614 61 146 18 10 7 45 27 10
Leury Garcia B 22 2B 512 50 124 17 7 2 34 28 11
Eli Whiteside R 33 C 214 24 42 9 1 4 20 1 1
Brandon Allen L 27 RF 459 51 90 19 3 16 61 7 2
Konrad Schmidt R 28 C 423 34 92 21 1 7 42 2 2
Dusty Brown R 31 C 237 21 46 14 0 5 23 1 1
Luis Martinez R 28 C 329 30 70 15 1 2 29 1 1
Robinzon Diaz R 29 C 234 23 61 11 1 4 24 0 1
Koyie Hill B 34 C 130 11 24 5 1 1 8 0 0
Aaron Cunningham R 27 CF 390 42 83 22 2 8 47 3 5
Matt Kata B 35 3B 436 37 97 18 2 6 41 2 1
Chih-Hsien Chiang L 25 RF 527 50 121 30 2 11 59 3 3
Val Majewski L 32 LF 248 21 51 10 1 3 24 3 1
Ryan Spilborghs R 33 LF 399 36 84 16 1 6 37 4 3

Player PA BB% K% ISO BABIP BA OBP SLG wOBA
Adrian Beltre 574 5.1% 12.7% .220 .296 .296 .334 .516 .357
Ian Kinsler 644 9.8% 12.1% .177 .277 .266 .346 .443 .344
Jurickson Profar 610 8.5% 16.6% .151 .299 .263 .331 .414 .322
Elvis Andrus 702 8.8% 13.0% .080 .319 .276 .346 .356 .308
Mike Olt 487 10.7% 29.8% .182 .325 .247 .331 .429 .328
Craig Gentry 337 5.6% 16.6% .089 .309 .260 .321 .349 .298
Nelson Cruz 556 7.4% 21.4% .212 .298 .264 .320 .476 .340
A.J. Pierzynski 474 3.8% 11.0% .153 .285 .277 .311 .430 .314
David Murphy 478 9.0% 15.5% .152 .303 .275 .341 .427 .330
Geovany Soto 407 9.8% 23.3% .178 .270 .231 .313 .409 .313
Leonys Martin 388 7.0% 17.5% .145 .313 .270 .326 .415 .313
Mitch Moreland 503 7.6% 19.1% .171 .297 .264 .321 .435 .318
Julio Borbon 525 4.8% 13.5% .097 .303 .269 .307 .366 .293
Yangervis Solarte 497 4.6% 9.5% .103 .292 .275 .311 .378 .299
Engel Beltre 614 3.7% 22.0% .103 .321 .255 .292 .358 .283
Leury Garcia 512 4.1% 23.0% .078 .340 .259 .296 .337 .276
Eli Whiteside 214 6.1% 25.2% .119 .275 .216 .274 .335 .262
Brandon Allen 459 10.2% 29.8% .180 .290 .223 .307 .403 .308
Konrad Schmidt 423 4.7% 22.9% .112 .292 .235 .280 .347 .271
Dusty Brown 237 9.3% 24.5% .137 .272 .217 .291 .354 .282
Luis Martinez 329 7.6% 22.2% .077 .301 .234 .298 .311 .271
Robinzon Diaz 234 2.1% 6.4% .111 .274 .270 .288 .381 .287
Koyie Hill 130 6.2% 26.9% .084 .274 .202 .250 .286 .224
Aaron Cunningham 390 7.4% 21.5% .142 .285 .235 .297 .377 .288
Matt Kata 436 3.7% 14.9% .098 .269 .240 .281 .338 .270
Chih-Hsien Chiang 527 4.0% 20.1% .135 .286 .243 .278 .378 .282
Val Majewski 248 6.5% 21.4% .091 .274 .222 .274 .313 .259
Ryan Spilborghs 399 7.5% 22.8% .100 .293 .234 .297 .334 .279
                                      
Player PA RC/27 OPS+ Def WAR No.1 Comp
Adrian Beltre 574 6.6 120 8 4.8 Hank Majeski
Ian Kinsler 644 5.8 106 4 3.8 Mark Ellis
Jurickson Profar 610 5.1 95 4 3.2 D’Angelo Jimenez
Elvis Andrus 702 4.7 86 6 3.0 Steve Sax
Mike Olt 487 5.2 98 4 2.4 Mark Reynolds
Craig Gentry 337 4.3 77 15 2.0 Gene Clines
Nelson Cruz 556 5.6 106 0 1.9 Jermaine Dye
A.J. Pierzynski 474 5.0 93 -3 1.8 Brian Harper
David Murphy 478 5.4 101 3 1.6 Orlando Merced
Geovany Soto 407 4.5 88 -2 1.5 John Buck
Leonys Martin 388 4.8 93 2 1.2 Rick Manning
Mitch Moreland 503 5.1 97 0 0.9 Danny Lewis
Julio Borbon 525 4.3 76 2 0.9 Mike Spidale
Yangervis Solarte 497 4.4 81 0 0.8 Terry Tiffee
Engel Beltre 614 3.9 70 4 0.7 Nathan Haynes
Leury Garcia 512 3.8 66 4 0.6 Juan Bell
Eli Whiteside 214 3.1 59 4 0.5 Chad Moeller
Brandon Allen 459 4.4 85 0 0.4 Kevin Burns
Konrad Schmidt 423 3.4 64 -1 0.3 Salomon Manriquez
Dusty Brown 237 3.5 69 -2 0.2 Henry Blanco
Luis Martinez 329 3.2 61 -1 0.1 Dave Parrish
Robinzon Diaz 234 4.0 74 -4 0.0 Jeff Smith
Koyie Hill 130 2.4 41 -1 -0.2 Frank Charles
Aaron Cunningham 390 3.7 76 -4 -0.3 Adam Pavkovich
Matt Kata 436 3.4 62 -3 -0.5 Vinny Castilla
Chih-Hsien Chiang 527 3.7 71 1 -0.6 Jim Auten
Val Majewski 248 3.0 55 -2 -0.9 Marc Sagmoen
Ryan Spilborghs 399 3.4 66 -5 -1.2 Chris Pritchett
Source:FanGraphs

まず目を引くのは先日発表されたMLB.comの全体トップ100プロスペクトランキングでも1位にランクインしたJurickson Profarがチームで3番目に高い3.2 WARを残すと予測されていることだろう。さすがにこの予測は、特にJon Danielsらフロントが「ProfarはAAAスタート」と明言していることもあり、少々突飛に見える。しかし、263/.331/.414というスラッシュラインは彼の実力をもってすれば不可能な数字ではないし、(起こってほしくはないが)もしSTで故障者が出て開幕からレギュラーで起用された場合は今季3 WARを超えてもおかしくはない。

2012年はキャリア最低の成績に終わったIan Kinslerも、キャリア平均は下回るものの数字が多少回復するという予測。私自身はもう少し高めのラインが出ると予想しているが。

センターのプラトーン起用が予想されるLeonys MartinとCraig Gentryは合計で3.2 WARという予測。単純計算だが、彼らが予測値通りの数字ならJosh Hamilton(2012年は4.4 WAR)の穴はそこまで大きくはないことがわかる。

A.J Pierzynskiは大方の予想通り2012年に突如開眼したパワーストロークは元に戻ると予測されているものの、93 OPS+はキャリア平均(96)とさほど変わらない。このくらいの数字を残してくれれば充分。Pierzynskiとプラトーン起用になるGeovany Sotoも予測値通りなら合格点。

続いてピッチャーを見てみよう。

Player T Age G GS IP SO BB HR H R ER
Yu Darvish R 26 29 29 193.0 226 86 15 158 78 73
Matt Harrison L 27 30 30 191.3 120 57 21 196 92 86
Alexi Ogando R 29 26 25 135.3 117 41 16 121 60 56
Neftali Feliz R 25 21 21 118.0 105 48 12 104 51 48
Derek Holland L 26 29 28 170.7 141 55 27 170 92 86
Colby Lewis R 33 15 15 94.0 82 22 14 91 45 42
Roy Oswalt R 35 22 18 111.3 85 28 14 119 59 55
Robbie Ross L 24 60 0 65.3 46 25 5 62 29 27
Joe Nathan R 38 52 0 49.3 53 13 7 45 21 20
Joakim Soria R 29 49 0 49.0 47 14 6 47 22 21
Cory Burns R 25 64 0 67.7 59 26 7 68 34 32
Josh Lindblom R 26 70 0 69.0 63 31 11 67 37 35
Yoshinori Tateyama R 37 43 0 49.7 44 15 7 49 26 24
Martin Perez L 22 30 26 137.7 72 64 17 166 90 84
Michael Kirkman L 26 40 11 94.7 81 58 12 99 59 55
Tanner Scheppers R 26 53 0 57.3 45 20 7 63 32 30
Justin Miller R 26 44 0 57.0 43 31 7 57 32 30
Joe Ortiz L 22 54 0 58.7 34 15 9 66 33 31
Cody Buckel R 21 25 20 108.7 83 56 18 118 72 67
Mark Lowe R 30 40 0 39.3 34 15 6 40 21 20
Evan Meek R 30 48 0 50.0 38 30 7 51 31 29
Matthew West R 24 21 0 23.0 14 13 3 26 15 14
Willie Eyre R 34 46 1 58.3 34 28 7 69 37 35
Justin Grimm R 24 27 24 126.0 71 51 20 154 88 82
Randy Wells R 30 23 19 110.3 63 45 19 133 77 72
Jeff Beliveau L 26 55 0 62.0 56 33 11 66 40 37
Wilmer Font R 23 58 0 53.3 58 39 10 50 34 32
Neal Cotts L 33 24 0 28.3 21 18 4 32 19 18
Aaron Heilman R 34 43 0 48.7 34 21 8 56 32 30
Sean Green R 34 26 0 32.3 21 21 4 38 22 21
Ross Wolf R 30 51 0 61.0 36 25 9 73 42 39
Coty Woods R 25 50 0 54.0 37 25 10 62 37 35
Roman Mendez R 22 25 17 90.7 61 47 16 109 66 62
Tommy Hottovy L 31 43 0 55.7 38 29 11 65 41 38
Neil Ramirez R 24 27 27 105.3 76 59 20 123 79 74
Collin Balester R 27 46 1 68.0 51 32 14 77 49 46
Zach Simons R 28 42 0 54.0 35 39 13 65 47 44
Greg Reynolds R 27 25 22 125.0 47 42 23 180 103 96
Zach Jackson L 30 27 18 117.0 44 62 21 165 100 93

Player IP TBF K% BB% BABIP ERA FIP ERA- FIP-
Yu Darvish 193.0 823 27.5% 10.4% .294 3.40 3.24 80 77
Matt Harrison 191.3 827 14.5% 6.9% .279 4.05 4.18 96 99
Alexi Ogando 135.3 568 20.6% 7.2% .269 3.72 3.88 88 92
Neftali Feliz 118.0 506 20.8% 9.5% .272 3.66 3.91 87 92
Derek Holland 170.7 737 19.1% 7.5% .281 4.54 4.54 107 107
Colby Lewis 94.0 395 20.8% 5.6% .282 4.02 4.12 95 97
Roy Oswalt 111.3 481 17.7% 5.8% .300 4.45 4.04 105 96
Robbie Ross 65.3 283 16.3% 8.8% .278 3.72 3.78 88 89
Joe Nathan 49.3 206 25.7% 6.3% .290 3.65 3.64 86 86
Joakim Soria 49.0 208 22.6% 6.7% .295 3.86 3.75 91 89
Cory Burns 67.7 297 19.9% 8.8% .303 4.26 3.94 101 93
Josh Lindblom 69.0 305 20.7% 10.2% .286 4.57 4.73 108 112
Yoshinori Tateyama 49.7 213 20.6% 7.0% .289 4.35 4.06 103 96
Martin Perez 137.7 643 11.2% 10.0% .310 5.49 5.22 130 124
Michael Kirkman 94.7 441 18.4% 13.1% .306 5.23 5.00 124 118
Tanner Scheppers 57.3 255 17.7% 7.8% .311 4.71 4.21 111 100
Justin Miller 57.0 259 16.6% 12.0% .287 4.74 4.92 112 116
Joe Ortiz 58.7 257 13.2% 5.8% .292 4.76 4.85 113 115
Cody Buckel 108.7 500 16.6% 11.2% .298 5.55 5.43 131 128
Mark Lowe 39.3 173 19.7% 8.7% .288 4.58 4.42 108 104
Evan Meek 50.0 231 16.5% 13.0% .288 5.22 5.26 123 124
Matthew West 23.0 108 13.0% 12.0% .299 5.48 5.40 130 128
Willie Eyre 58.3 272 12.5% 10.3% .310 5.40 4.98 128 118
Justin Grimm 126.0 583 12.2% 8.7% .309 5.86 5.44 139 129
Randy Wells 110.3 509 12.4% 8.8% .302 5.87 5.44 139 129
Jeff Beliveau 62.0 285 19.6% 11.6% .304 5.37 5.34 127 126
Wilmer Font 53.3 249 23.3% 15.7% .294 5.40 5.83 128 138
Neal Cotts 28.3 135 15.6% 13.3% .311 5.72 5.46 135 129
Aaron Heilman 48.7 223 15.2% 9.4% .306 5.55 5.25 131 124
Sean Green 32.3 156 13.5% 13.5% .315 5.85 5.26 138 124
Ross Wolf 61.0 281 12.8% 8.9% .309 5.75 5.21 136 123
Coty Woods 54.0 249 14.9% 10.0% .301 5.83 5.63 138 133
Roman Mendez 90.7 428 14.2% 11.0% .313 6.15 5.80 145 137
Tommy Hottovy 55.7 261 14.6% 11.1% .302 6.14 6.08 145 144
Neil Ramirez 105.3 498 15.3% 11.8% .307 6.32 6.00 149 142
Collin Balester 68.0 313 16.3% 10.2% .299 6.09 5.82 144 138
Zach Simons 54.0 266 13.2% 14.7% .297 7.33 7.26 173 172
Greg Reynolds 125.0 597 7.9% 7.0% .329 6.91 5.91 163 140
Zach Jackson 117.0 578 7.6% 10.7% .325 7.15 6.47 169 153

Player IP K/9 BB/9 HR/9 ERA+ WAR No. 1 Comp
Yu Darvish 193.0 10.54 4.01 0.70 130 5.7 Bob Turley
Matt Harrison 191.3 5.65 2.68 0.99 110 4.1 Greg Hibbard
Alexi Ogando 135.3 7.78 2.73 1.06 119 3.4 Ben McDonald
Neftali Feliz 118.0 8.01 3.66 0.92 121 3.1 Tony Armas
Derek Holland 170.7 7.43 2.90 1.42 98 2.7 Cliff Lee
Colby Lewis 94.0 7.85 2.11 1.34 110 2.1 John Smoltz
Roy Oswalt 111.3 6.87 2.26 1.13 100 1.8 Bartolo Colon
Robbie Ross 65.3 6.34 3.45 0.69 119 1.2 Pat Clements
Joe Nathan 49.3 9.68 2.37 1.28 121 0.9 Lee Smith
Joakim Soria 49.0 8.63 2.57 1.10 115 0.8 Mike Schooler
Cory Burns 67.7 7.84 3.46 0.93 104 0.8 Alejandro Pena
Josh Lindblom 69.0 8.22 4.04 1.43 97 0.6 Bo Donaldson
Yoshinori Tateyama 49.7 7.97 2.72 1.27 102 0.5 Jeff Montgomery
Martin Perez 137.7 4.71 4.18 1.11 81 0.5 Greg Kubes
Michael Kirkman 94.7 7.70 5.51 1.14 85 0.5 Bobby Sprowl
Tanner Scheppers 57.3 7.07 3.14 1.10 94 0.4 Derek Hasselhoff
Justin Miller 57.0 6.79 4.89 1.11 94 0.3 Joel Moore
Joe Ortiz 58.7 5.21 2.30 1.38 93 0.3 Ryan Meaux
Cody Buckel 108.7 6.87 4.64 1.49 80 0.3 Joaquin Benoit
Mark Lowe 39.3 7.79 3.44 1.37 97 0.3 Matt Karchner
Evan Meek 50.0 6.84 5.40 1.26 85 0.0 Mike Cook
Matthew West 23.0 5.48 5.09 1.17 81 -0.1 Scott Munter
Willie Eyre 58.3 5.25 4.32 1.08 82 -0.1 Jason Childers
Justin Grimm 126.0 5.07 3.64 1.43 76 -0.1 Peter Bauer
Randy Wells 110.3 5.14 3.67 1.55 75 -0.1 Dennis Tankersley
Jeff Beliveau 62.0 8.13 4.79 1.60 83 -0.1 Jesus Pena
Wilmer Font 53.3 9.79 6.59 1.69 82 -0.1 Dana Ridenour
Neal Cotts 28.3 6.68 5.72 1.27 78 -0.2 Eddie Oropesa
Aaron Heilman 48.7 6.28 3.88 1.48 80 -0.2 Jason Childers
Sean Green 32.3 5.85 5.85 1.11 76 -0.2 Jerry Johnson
Ross Wolf 61.0 5.31 3.69 1.33 77 -0.4 Bob Scanlan
Coty Woods 54.0 6.17 4.17 1.67 76 -0.4 Billy Taylor
Roman Mendez 90.7 6.05 4.66 1.59 72 -0.4 Jeremy King
Tommy Hottovy 55.7 6.14 4.69 1.78 72 -0.6 Eddie Oropesa
Neil Ramirez 105.3 6.50 5.04 1.71 70 -0.7 Darrel Akerfelds
Collin Balester 68.0 6.75 4.24 1.85 73 -0.7 Bo Hall
Zach Simons 54.0 5.83 6.50 2.17 60 -1.4 Mumba Rivera
Greg Reynolds 125.0 3.38 3.02 1.66 64 -1.7 Bill King
Zach Jackson 117.0 3.38 4.77 1.62 62 -2.0 Chris Peters
Source:FanGraphs

ダルビッシュ有の77 FIP-、80 ERA-はこれだけでも十分素晴らしいが、さらにいい数字を残してもおかしくはないし、実際にそうなるだろうと私は見ている。ちなみに、ZiPSは昨年も彼のERA+を130と予想していた(実際の数字は116)。

奪三振率が低く、スタッツマニアたちからは常にリグレッションの可能性を指摘されているMatt Harrisonだが、ZiPSも例にもれず2013年の成績は防御率は悪化すると予測している。それでもK%やBB%などの数字は2012年とそんなに変わらないのだが。

昨年7月にトミー・ジョン手術を受け今季はオールスター前後の復帰が予想されているNeftali Felizだが、予測値の118イニングにはどう考えても届かないだろう。後半戦に121というERA+を残してくれれば素晴らしいのだが。

なお、これらのZiPS予測値が出たのは昨年12月末のため、その後に加入したLance Berkman、Jason Frasorといった選手の数字はここには載っていない。Szymborskiがアップデートした両選手の予測値はそれぞれ以下のようになっている。