2012年7月30日月曜日

2013ドラフトクラス:Austin Wilson

          

Pos:RF
H:6'5/W:245
Bats:R/Throws:R
Born:2/7/1992
School:Stanford
Class:Junior
ドラフト歴:2010年12巡目 by STL
Twitter:なし

2013年でトップ野手の一人。とてもRowだがアスレティックなツールモンスター。非常にストロングビルドな身体で、特に素晴らしいバットスピードから生まれるパワーは80のポテンシャルを秘める。ただしスウィングは少し大きめ。爆発的ではないがスピードもあり、肩も70レベル。ライトフィルダーとしての守備もいい。

このタイプにはありがちだが、アプローチが少し弱く、大学通算のK/BBは100/31。ただISOdは1年時の.038から2年生では.104と大幅にアップしており成長が窺える。3年生シーズンでの成長次第ではNo.1もある選手だ。

2012年7月29日日曜日

Game 99,58-41

                    
Source: FanGraphs

6月1以降の43試合でavg .190,7HRに56三振、7月は87打席で.171/.241/.342のJosh Hamiltonはついにスタメン落ち。でも彼がいてもいなくても大して変わりありませんでしたね。ERAが6点台に近いピッチャーからわずか4安打で1点のみ。RISPでは0-13で、これは1997年5月13日のインディアンス戦で記録した0-14に次ぐワースト記録。

唯一よかったのはMike Napoliで、過去25打席で4本mとなるソロHRに加え9回にはセカンドゴロでランナーを返し、本日チーム全打点(と言ってもたったの2ですが)を叩き出しました。Napは同じく過去25打席で8三振、6四球と凄まじいTTOっぷり。

Matt Harrisonも悪くはなかったんですが、Paul KonerkoとAdam Dunnに打たれた2本のHRに泣きましたね。それでも7イニング投げてブルペンの消耗を防ぎました。そのブルペンからは今日はTanner ScheppersとMichael Kirkmanが登板し、それぞれ3者凡退に抑える好投。Scheppは1K、Kirkmanは3Kで、この2人とNapがこの試合のブライトサイドでした。

日曜のシリーズ最終戦はGavin FloydとScott Feldman。なんとか1つ勝ちたいところですが、このままだとAS前のシカゴでのシリーズに続いてホワイトソックスにスウィープされそうだなぁ...。



2013ドラフトクラス:Trevor Williams

       

Pos:RHP
H:6'3/W:228
Bats:R/Throws:R
Born:4/25/1992
School:Arizona State
2013Class:Junior
MLBドラフト歴:なし
Twitter:@T_WilliamsASU43

持ち球は88-91、最速93のよく沈む速球にカーブ、スライダー、チェンジアップのクラシックな4ピッチミックス。素晴らしいコントロールの持ち主で、安定してストライクを投げることができる。コマンドもよく、ベロシティーも安定している。

リリースはスリークウォーターでメカニクス、デリバリーはやや力が入り気味で全身を使って投げる。

大学では1年ではブルペン、2年生の今シーズンは先発を務めたが、どちらも素晴らしい数字を残した。今シーズンのAll-Pack 10のファーストチームに選出されている。

また、今夏は大学生の全米チームにも選出され、キューバとの5試合の親善試合、オランダでのHaarlem Baseball Weekでもプレーした。

現在のプロジェクションでは1巡目中盤あたりか。

2013ドラフトクラス:Cavan Biggio

         

Pos:1B/2B/3B/OF
H:6'2/W:185
Bats:Left/Throws:Right
Born:4/11/1995
School:St.Thomas HS(TX)
Class:Senior
ドラフト歴:なし
Twitter:@doinitBIGgio23

その名前でお気づきかも知れないが、あのCraig Biggioの息子(次男)である。ESPNの来季ドラフト候補高校生トップ60人のランキングでは28位にランクされている。

優れたアスリートで、60ヤード走のタイムは7:00とまあまあ。

父親とは違い左打者で、クイックでショートなスウィングを持っており、打席でのアプローチも磨かれている。ただ、バットを頭の上に掲げて前後に揺らすという少し不格好なタイミングの取り方をする。また、少々のパワーも見せる。

多くのポジションをプレイする点は父親と同様だが、メインは内野の両コーナー。フィールド上での動きはよく、やわらかいグラブさばきとソリッドな肩を併せ持つ。

高校では1年時から打率が.364-..402-.420と毎年上昇中。アメリカでは昨年から金属バットの規定が変わって打球が飛びにくくなったが、その影響も感じさせない。4年生となる来季に注目だ。先日はテキサス・レンジャーズが開いた高校生のトライアウトに参加し、チームのスカウトの目を引いた。

ワイドレシーバーとしてフットボールもプレーしており、バージニア大へのコミットがある。

2012年7月27日金曜日

2013ドラフトクラス:Andrew Mitchell

                        

Pos:RHP
H:6'3/W:220
Bats:R/Throws:R
Born:
School:Texas Christian
Class:Junior
ドラフト歴:なし
Twitter:なし

パワフルな右腕。レッグキックはコンパクトで、アームスロットは3/4。ファストボールは90-93、最速94に達するがムーブメントに欠ける。セカンドピッチはカーブで、素晴らしいプラスのムーブを持っているが、非常に不安定。チェンジアップは高いポテンシャルがある。

素質はかなりのものがあるが、コマンドを乱す傾向があり、2012年は77イニングで101三振を奪ったものの余四球も46あった。シーズン2週目のCall State Fullerton戦(上の動画の試合)では5イニングで12三振(3四球)を奪ったように爆発力を備えている。

メンタル面も高評価。

現在のプロジェクションでは1順目の終盤だが、成長しだいでトップ10に食い込む可能性もある。

2012年7月24日火曜日

Game 95,57-38

                   
Source: FanGraphs

快勝ですね。

Scott Feldmanが7イニングを7H,1HR,1R,1ER,0BB,5Kの好投。シリーズの頭で彼の先発だったのでブルペンをつぎ込むのは避けたいなー、とか考えてたらそんな懸念を吹き飛ばしてくれました。

オフェンス面ではIan Kinslerが4打数3安打、1四球。

Mike Napoliもここ3試合で3本目のHR。ま、他の3打席は全部三振でしたけどね(苦笑)

そしてここ3試合で2回目、7月2回目となる半額ピザ(1試合7得点以上)。このまま打線につながりが戻ってくればいいんですが...。

明日はRoy Oswaltが背中の違和感でスクラッチされ、昨日AAAからリコールされたMartin Perezが先発、Red SoxはClay Buchholzです。

Colby Lewisが今季絶望に

                                    Image courtesy of MLB.com


故障者続出のピッチングスタッフにまたしても痛いニュースが。

Colby Lewisが今季絶望となってしまいました。


最初ははUCL(尺側側副靭帯)の断裂でトミー・ジョン手術を受けるという報も流れましたが、それは誤報で断裂したのは前腕の屈筋。しかし、復帰までに1年前後を要することには変わりはなさそうです。


元々6月24日にDL入りした際に小さな断裂が見つかっていたのですが、手術は受けずにリハビリを選択。そして7月18日に復帰登板しましたがそこで5回を投げきったところで負傷降板。再度検査した結果、結局手術を受けることになりました。

Lewisはここまで105イニングで3.43 ERA、3.85FIP、3.50 SIERAの数字。93K/14BBはCliff Leeレベルの比率で、16先発中11回でゲームスコア55以上と抜群の安定感を見せていました。

チームとしてはこれだけ安定したスターターを失ったのは大きなダメージですね。代わりにMartin Perezが再昇格していますが、彼ではLewisの代わりが務まるかは大きな疑問符。これでスターターのトレードに動く可能性が高まりました。と言っても、GreinkeやHamels、Garzaに大きな代償を払いたくはないです。Mike Oltを2か月のレンタルのために放出する?とんでもない!2015年まで契約があるYovani Gallardoは面白い存在ですが、信頼できるエースのレベルではないうえに先週発表されたFanGraphsのトレードランキングでは49位にランクされるなど、大きな見返りが必要になることは必至。どっちにしろ、我々にできるのはJD(とThad Levin,A.J Preller,Don Welkeの #CoreFour)を信頼することだけです。

Lewisは今季終了後にFAとなりますが、個人的には安い値段(80万ドル程度)で再契約してほしいです。怪我に加え、8月2日に33歳の年齢もありますが、なにより調停権のない選手を除けば、MLBで最もコストパフォーマンスのいい先発投手の一人ですから。


過去に屈筋の断裂から復活した例としては先日ブレーブスで復帰登板をしたBen Sheetsという前例(しかも彼は2度の屈筋断裂を克服)があります。私もLewisが同じように復活し、もう一度レンジャーズのユニフォームで投げる姿が見たいです。

2012年7月22日日曜日

Report From Texas:レンジャーズ快勝、ダルビッシュは11勝目


レンジャーズは土曜日の午後の試合でエンゼルスを投打で圧倒した。5本のHRを含む9点を挙げ、7イニングを好投したダルビッシュ有を援護したチームは9-2の勝利を収めてエンゼルスとのゲーム差を再び6.0に広げた。

レンジャーズはまず初回にエルビス・アンドラスとジョシュ・ハミルトンの連打で作ったチャンスでマイケル・ヤングがシングルを放って先制。しかし、レンジャーズ打線の真骨頂は2回だった。エンゼルスの先発アービン・サンタナに襲い掛かり、先頭のマイク・ナポリと続くヨービット・トレアルバの2者連続HRで3-0とすると、クレイグ・ジェントリーとイアン・キンズラーが今度は2者連続ダブルでさらに1点を追加。2本のゴロアウトの後、エイドリアン・ベルトレーが2ランHRを放ち6-0とし、サンタナをマウンドから引きずり下ろした。

ナポリは昨夜の試合で4打数3安打と活躍したが、今日もその勢いはとどまらずに4打数2安打で2得点。その2本目の安打は3回に放った、リードを7-0に広げる今日2本目のソロHRだった。

ダルビッシュはほぼ安定していた。失点は3回と5回にそれぞれマイク・トラウトとトリィ・ハンターに浴びた2本のタイムリーシングルだけだ。今日の最終的な成績は7イニングで11三振を奪い、被安打はたったの3で2失点というものだった。彼は4人を歩かせたが、6回と7回はいずれも2個ずつ三振を奪う力強いピッチングで、今シーズン11勝目(6敗)を挙げた。また、1試合11奪三振は今シーズン4回目だ。

7点を奪った後もレンジャーズのバットの勢いは衰えず、8回にキンズラーが2ランHRを放ってエンゼルスにとどめを刺した。今日はスタメン全員がヒットを記録し、そのうち5人はマルチヒットだった。驚くべきことに、この7月にレンジャーズが1試合で5点以上取ったのは今日が僅か2回目だ。

このタフなレンジャーズとエンゼルスのシリーズ3戦目は日曜の夜にESPNで全米放送される。レンジャーズは今年素晴らしいシーズンを送っているマット・ハリソン(12勝4敗,防御率2.87)、エンゼルスはダン・ヘイレン(6-8,4.86)がDLから復帰し、7月3日以来となる先発の予定だ。

ハリソンは前回のシアトルでの登板で3安打完封を記録していて、過去11ではいずれも3失点以下に抑えている。今季エンゼルスに対しては2先発で1-1,防御率4.97だ。ヘイレンは背中の怪我でDL入りする直前の4試合で計22失点と調子は良くない。また、ヘイレンは6月3日にレンジャーズ相手に投げ、5回2失点で負け投手になっている。

レンジャーズとエンゼルスのゲーム差は日曜日の結果次第で7.0にも5.0にもなる。そして、その大事な試合の先発としてマット・ハリソン以上にふさわしい投手はいない。

By Ben Wertz/Shutdown Inning. 原文はこちら

Game 92,55-37

                   
Source: FanGraphs

シーズンの行方を決める上ではキーポイントの一つとなりそうなエンゼルスとのシリーズの初戦。ですが、点差以上に印象の悪い試合でした。

初回にElvis "Tiny E" AndrusがJered Weaverから今季2号のソロHRを放って先制。これでElvisはWeaverに対して通算54打席で.431/.463/.667となっています。カモもいいところですね。

しかしよかったのはここまで。

先発のDerek Hollandは6.2イニングを9H,6R,6ER,1BB,0K,2HR、ゲームスコアは31でした。0奪三振は問題ですね。空振りも98球中2球しか奪えませんでした。実はHollandは昨年の7月20日もアナハイムでのエンゼルス戦に登板し5.1IP,9H,7R,7ER,3BB,4K,1HR、ゲームスコア23という酷いアウティングを披露していました。


ただ、Hollandは悪いながらも7回2アウトまで投げてブルペンを浪費させなかった点はよかったです。


オフェンスでは最近絶不調のMike Napoliが4打数3安打だったのは好材料でしょう。Craig Gentryも2安打。しかし、3回にそのNapoliとGentryの連打で作ったノーアウト2,3塁の場面でIan Kinslerが初球をポップアップ。Elvisが敬遠気味に(少なくとも私にはそう見えました)歩かされたあと、Josh Hamiltonがセカンドへのダブルプレーでチャンスを潰してしまいました。

Kinslerは初回に2-2からボール球のスライダーに手を出して三振、残りの3打席は、前述した3回のものを含む3本の #IKPU (Ian Kinsler Pop Up)と、バッティング面では彼のキャリアでもワーストクラスの試合でした。BBTiAによる彼の全打席のgif画像も貼っておきます。



2012年7月15日日曜日

Game 88,53-35


Source: FanGraphs

あのね、初回からチーム打率.230の打線相手に2BB、1HBPはだめでしょ。まあそれ以外にも原因はいろいろありましたが。今日のダルビッシュはコマンドがボロボロでしたね。106球中ストライクは65球。ただ、初回を除けば5.1IP,6H,3R,2K,2BB,1HRとギリギリな内容だったかな。

さて、巷では「マリナーズはダルビッシュの天敵的なのではないか」という意見が飛び交っています。ここまでのダルビッシュ vs M'sは16イニングで20安打、17失点、14K,14BB。シーズン全体では109イニングで52失点なので全体の1/3近くの失点を6.8%のイニングで喫している計算になります。ただ、しょせんたったの16イニングで対戦した打者の数は85人。これはまだまだサンプルサイズとしては十分ではありません。このようなSSS(Small Sample Size)の状況下ではどんなことも起こり得るものです。なので、私は大して心配するようなことではないと思いますね。

今日ダルビッシュ以上に酷かったのがオフェンス。"King" Felix Fernandezに散発3安打(Elvis,MY,Torrealbaが各1本ずつ)で0四球に抑えられ12三振を喫する始末。特にJoshとNellyはどちらも3打席で3三振。そりゃKingは素晴らしいピッチャーですけどね、あんなにストライクゾーンを外れた球をぶんぶん振り回してたら打てるわけないでしょ。特にJoshのチェイス率(45.1%)はとても許容できる数字ではないです。

攻守ともに最悪だった今日のハイライトは7回のMichael Kirkmanのバックハンドストップ。これは「バレリーナ・プレー」と形容されたほど素晴らしかったです。

明日はMatt Harrisonと岩隈のマッチアップ。エースの後半戦初登板でこのシリーズ勝ち越しを決めたいですね。

2012年7月14日土曜日

決断のときは来た


もしあなたがここSDIで私が書いた記事を定期的にチェックしたり、私をTwitterでフォローしているなら、私がレンジャーズについて非常に楽観的な人間であることはご存じだろう。私はミーハーファンではない。というのも、私はWashが不可解な送りバントのサインを出したり、Elvisが不注意なエラーをした時は非難するからだ。私はJDが作ったこのチームが好きだし、実際に彼らは投手陣の相次ぐ故障をものともせずに勝ち続けている。これにはなにか要因があるはずだ。フロントオフィスか、Washか、選手たちなのか、はたまた"クラブハウス"なのか。今回はその"クラブハウス"の部分に焦点を当てたい。

クラブハウス(またはロッカールームともよばれる)は選手とコーチが集まり、チームについて話し合う半プライベートな空間だ。彼らは音楽を流したりジョークを言い合ってリラックスし、またときには真剣なミーティングを行う。私はMLBのクラブハウスの一員になった経験はないし、メディアに所属してもいないので実際に何が行われているかは想像の域を出ないが。ただ、確実にいえることがある。

野球において「クラブハウスの人気者」とか「クラブハウスのリーダー」といった言葉は、NBAにおける「ロッカールームの癌」と同じくらい頻繁に使われる。私は「クラブハウスの問題児」は腐るほどいるが、「クラブハウスのリーダー」というのは、ルーキーだらけのチームにおけるベテラン選手を別にすれば本当に限られた人数しか存在しないと思う。テキサス・レンジャーズはルーキーだらけのチームではない。このチームの25人ロースターはベテラン、若手、そして怪我人が続出していることもあり何人かのルーキーが入り混じっている。

チームの成功の大部分はフィール上でのパフォーマンスからくるものだ。1人の選手のクラブハウスでのリーダシップというのは本当に影響しかない。ケミストリーというのは重要だが、1人の選手だけの力で触発できるものではない。選手たち1人1人を団結させ、チームを1つの方向に導くことができるのは真のクラブハウスリーダーだけだ。そして、我々はその人物を「監督」と呼ぶ。

#PADMY (Twitterをやっていない人たちのために説明すると、このハッシュタグはPast A Diving Michael Youngの略である)は今季ここまで不振にあえいでいる。.273という打率は悪い数字ではないが、彼の通算打率.302には遠く及ばない。他のスタッツに目を向けると、出塁率.306、長打率.357、そしてOPS.663という数字が並んでいる。これはつまり、今年のMichael Youngはとてもいい状態とは言えないということだ。彼はレンジャーズ打線で5番に座っているが、長打はわずか17本しかない。昨シーズンは88本打ったが、今年は全試合の半分を消化した時点で17本。これは約61%の減少だ。

今季で35歳になるYoungは打撃面での衰えが顕著なうえにその守備は災害レベルだ。彼がサード、若しくはファーストを守っているときは決して少なくない数のPADMYツイートがTL上に流れる。彼は2日前(注:6月30日)の試合で高校生でもできるようなランダウンプレーを失敗した。それに彼の守備範囲の狭さは誰もが知るところだ。

Michael Youngの今季年俸は1200万ドル,来季は1300万ドルだ。これを読んでいる人の中に数学の学位を持っていない人がいるかもしれないので一応説明しておくと、これは2年間で2500万ドルになる。「クラブハウスリーダー」に2500万ドルも払うだって?OPSがたったの.663の選手に?Youngの-1.4 bWARはネガティブな数字、すなわち控え選手のほうが彼よりも貢献度が高いということだ。レンジャーズファンの諸君、あのChris DavisはYoungよりも高い出塁率.321と0.7 WARを残している。あのChris Davisが、だ。

話は少しそれるが、Michael Youngは「フランチャイズの顔(Face)」だと考えている人がかなりいるが、私はそれは違うと思う。 #Face はNolan Ryan以外にはいない。Youngの打順を下げることがクラブハウスの雰囲気を乱す原因になる、というのは愚鈍な意見だ。Michael Youngはプロフェッショナルだし、彼の名誉のために言っておくと、彼の言動はプロそのものだ。MYはどのポジションでも文句なくこなすだろう。ただ、彼はもう以前のMYではない。衰えは確実に進行している。

Youngは昨年打率.302を残し、素晴らしいシーズンを送った。彼は打撃のチャンピオンだし、2度も安打数でリーグトップに立っている。しかし、彼の貢献度が落ちてきている今、現実に向き合うときが来たのだ。今は契約のこと、「クラブハウス」のことは一旦忘れて違った面からみるべきなのだ。彼の契約は間違いなく不良債権で、そのことを疑う者はいない。レンジャーズはこの契約を最後まで飲み込むだろう。レンジャーズが年俸の75%を負担してトレードに出すというなら話は別だが。

JDは賢い男だし、Washはこのチームを隅々まで把握している。だが、守備もまともにできず、彼の本来の価値の何倍もの金を稼いでいる選手については真剣に見直すべきなのだ。私は彼の契約のことを非難してはいない。契約が結ばれた当時は誰もが素晴らしいものだと思っていたからだ。しかし、野球選手には必ず衰えが来る。Youngはもう5番を打てないくらいに衰えてしまった。彼の打席での貢献度がこのまま元に戻らないのなら、彼の打順を下げるべきだ。決断の時は来たのだ。

*数字は全て7月1日時点でのもの

By Patrick Despain/Shutdown Inning 元記事はこちら

2012年7月10日火曜日

MLB単語辞典:SSS

Small Sample Sizeの略。

例えば、ある選手が開幕戦で4打数4安打だったとしても、彼が残りのシーズンで打率1.000を保てる可能性はゼロです。

さすがに4打数というのは極端な例ですが、1-2週間といった短期間(スモールサンプル)の数字は信用できないというのがこの言葉の意味。下の動画を見てもらえばわかりやすいと思います。

         

そして、このSSSの数字を愛してやまないのが我々ベースボールファン。だって、Yuniesky Betancourtが月間打率.450を残したりしたら、下手なお笑い番組よりよっぽど面白いじゃないですか。

2012年7月7日土曜日

Game 84,50-34

                    
Source: FanGraphs

5連敗。直前の5連勝で作った貯金を帳消しにしてしまいしました。

Martin Perezは不安定なコマンドながらも6回を4失点(2自責点)に抑えるピッチング。3回に乱れて1点を先制されなおもツーアウト2塁の場面。ここでJosh Willinghamをファースト後方のポップアップに打ち取りますが、Mike Napoliが落球して2ランナーが生還。さらにJustin Morneauもシングルでもう1点追加されます。4回にも2安打と四球でランナーをため犠飛でもう一点追加されますが、この2イニング以外は悪くはありませんでした。

打線は6安打、7四球でランナーを出しながらも #LOBCity の山で1得点のみ。まだ5試合のみですが、7月のチームwRC+ 37は30球団ワースト。平均的なチームに比べて得点生産力が1/3しかありません。

それからJosh Hamiltonが5回にエラーをした際に背中を痛めて途中交代するアクシデント。そんなに重くはないようで、本人は「ASには出れる」と言っていますが、そんな無理せんでええからおとなしく休養してください。お願いします。

さて、明日はDerek HollandがDLから復帰します。昨年は7月最初の登板でボコボコに打ちこまれたあたりから調子が上がってきたDutch。とりあえずなんでもいいから連敗を止めてくれ!

2012年7月4日水曜日

Game 81,50-31

                   
Source: FanGraphs

That's the way baseball go.

シーズン中に2回も19失点以上をしてWSに勝ったチームは1930年の(当時はフィラデルフィアにフランチャイズがあった)A'sだけ。

今日でちょうど半分の81試合を消化し50勝31敗。これは100勝62敗ペースで、得失点差+83は今日の無残な試合をを含めても2位のカーディナルス(+62)に21点差をつけてMLBトップです。パニックに陥るような理由は(全くじゃないけど)見当たりませんね。

それにしても、1st ハーフの最後はもう少しいい形で終わりたかったな。

2012年7月2日月曜日

Game 80,50-30

                   
Source: FanGraphs

今日のダルビッシュは課題の初回を7球で三者凡退と最高の立ち上がりでした。その後も3回までは死球のランナーひとりのみ、そのランナーもダブルプレーで消えたので9人で片づけました。

しかし5回に先頭のSeth Smithにセンターオーバーのダブル。次のDerek Norrisはサードの正面へやや強い当たりのゴロ。ほとんどのMLBの3Bなら難なく捕れる当たりだったんですが、今日のサードはMichael Young。当然のように #PADMY(Past A Diving Michael Young。今回はダイブというより打球からよけるようなスライディングでした)で抜かれ、Smithが還って同点に。

で、問題は6回。このイニングは突然コマンドを乱して四球、ダブル、ワイルドピッチで勝ち越しの点を献上。イニングが終わる前にはもう1個四球を出してしまいました。

7回にも先頭のBrandon MossにHRを献上。今日の最終ラインは7IP,5H,3R,11K,3BBとまたしてもlegitな内容でした。

それから試合後に本人がtwitterで話題にしていたツーシームとフォーシームの区別ですが、

brooksbaseball.netによるとツーシームが20球(ストライク13球、最速97.1、平均94.5マイル)、フォーシームが30球(ストライク18球、最速96.3、平均93.7マイル)でした。


Pitch Statistics
Pitch Type Avg Speed Max Speed Avg H-Break Avg V-Break Count Strikes / % Whiffs / % SNIPs / % Linear Weights
FF (FourSeam Fastball)93.7996.3-2.798.283018 / 60.00%5 / 16.67% 13 / 52.00%1.0372
SL (Slider)82.9086.19.02-0.482419 / 79.17%9 / 37.50% 19 / 79.17%-2.0369
CU (Curveball)70.5173.49.82-9.58136 / 46.15%1 / 7.69% 5 / 41.67%0.1787
FC (Cutter)90.0992.22.884.301310 / 76.92%0 / 0.00% 8 / 72.73%-0.4348
FS (Splitter)87.9089.9-4.434.0453 / 60.00%0 / 0.00% 2 / 50.00%-0.2109
FT (TwoSeam Fastball)94.4797.1-7.325.092013 / 65.00%3 / 15.00% 8 / 53.33%0.8853
Pitch classifications provided by the Gameday Algorithm.
SNIPs are "Strikes Not In Play" and do not include any balls in play.


ダルの後2イニングを投げたRobbie Rossは1安打のみに抑え、いつも通りの安定したアウティング。K% は16.6と高くはありませんが、43.2イニングで1.03と抜群の数字を残しています。

打線は今日は序盤は酷いベースランニング、中盤以降はポップアウトの洪水で1点のみに終わりました。特に、8回2アウト1,3塁でのHamiltonのショートフライは事実上の敗戦の雰囲気を醸し出していました。

ま、シリーズを3勝1敗で取れたし、貯金20もあったら文句は言えないです。

明日のオフを挟んで火曜からはシカゴでWソックスとのシリーズ。AS前の最後の連戦の初戦です。

MLB単語辞典:J2キッド

                                                Image courtesy of Newberg Report

Happy July 2!

MLBのルールでは各チームが国際アマチュアFA選手と契約できる年齢は16歳以上と定められていますが、今日7月2日はその解禁日にあたります。

そして、解禁日に契約する選手たちを「J2キッド」と呼びます。

彼らは各チームが7月2日を首を長くして待ち続けた、とてつもない才能を秘めた選手たち。例えばレンジャーズの過去のJ2キッズを振り返るとMartin Perez(2007)、Jurickson Profar(2009)、Ronaldo GuzmanとNomar Mazara(2011)と、チームのプロスペクトランキングで上位に入る爆発的なタレントが並んでいます。

また、関係者にとってもこの日は特別で、Baseball AmericaのBen Badlerなどはこんなツイートを(笑)。



このように、J2キッドには将来のオールスター候補が何人も含まれています。MLBファン、特にプロスペクトマニアの皆さんはこれから24-48時間のうちに契約する国際アマチュア選手に要注目!

2012年7月1日日曜日

レンジャーズ投手陣でオールスターにふさわしいのは誰?

                          Image courtesy of Getty Images


今シーズンもほぼ半分の78試合を消化した。もうすぐカンザスシティで行われるオールスターゲームのロースターには多くのレンジャーズの選手が名を連ねるはずだ。レンジャーズはMLBで最高勝率をマークしているのだから当然のことだろう。レンジャーズの監督、Ron Washingtonは2年連続でアメリカンリーグを指揮する。つまり、どのALのピッチャーが選ばれるかは彼の手にゆだねられているわけだ。オールスターのロースターは各チームから最低1人は選ばないルールだが、レンジャーズの投手陣には選ばれてもおかしくないピッチャーが少なくとも5人いる。

その5人とはMatt Harrison,ダルビッシュ有,Colby Lewis,Robbie RossそしてJoe Nathanだ。

ローテーション3人の内、最もオールスターでの先発に値すべきなのは(同時に最もその可能性が低いのは)Matt Harrisonだろう。金曜日のA's戦前までにHarrisonは15試合に先発し10勝3敗、レンジャーズのローテーションでは最も低い(そしてアメリカン・リーグ10位の)3.24を残していた。彼は金曜日の試合で11勝目をあげ、リーグトップに立っている。彼の6月のピッチングは圧巻としか言いようがなく、月間防御率は1.06だった。彼は今季97イニングでわずか35自責点で、24余四球は彼が滅多に余計なランナーを出していないことを示している。彼の投球術はレンジャーズを勝利に導いているのだ。

Colby Lewisはこの上なく安定している。彼の6勝6敗という数字はそこまで印象的ではないかもしれないが、彼はほとんどの登板で素晴らしいアウティングをしている。Colbyの能力で特筆すべきなのはコンスタントにストライクゾーンに投げ続けられることで、彼は今季100イニングでわずか12人しか歩かせていない。対照的にダルビッシュ有は95.2イニングで50四球を与えているが、彼は異常と言ってもいい奪三振能力を持っている。ダルビッシュは今季106三振を奪っており、これはアメリカンリーグで4番目に多い。同時に彼は15試合で10勝を挙げている。この3人のスターターはレンジャーズ打線がスランプにあえいでいるときにチームが首位をキープする原動力となった。

リリーバーに目を向ければ、Robbie RossとJoe Nathan以上の存在はいない。私が期待以上の活躍をするルーキーに対してひいき目なのは認める。一部で言われているように、ルーキーには余分なプレッシャーや不安感があるのなら、それらを乗り越えて過剰な期待に応える能力は十分賞賛に値する。23歳の新星、Robbie Rossはメジャー1年目のシーズンを送っているが、ここまで41イニングで防御率は1.09、6勝をあげWHIPは驚異的な0.976を記録している。さらに驚異的なのがJoe Nathanだ。Nathanは最初の2登板でそれぞれセーブ失敗と敗戦を喫するなど不安な出だしだったが、それ以降は支配的な投球で18セーブをあげている。Nathanの最も凄いところは奪三振と余四球の比率で、なんと13.67だ。彼はアウトを、それも難なく取り続けている。今シーズン他のクローザーたちが凄まじい勢いで故障したり炎上を繰り返す中で、Nathanの安定感は抜群だ。

上記のピッチャー全員がオールスターに選ばれることはないだろうが、それぞれに確かなチャンスはある。レンジャーズは現在貯金20(注:土曜も勝って21に増えた)だが、それは殺人打線のおかげだけではない。この5人のピッチャーはシーズンを通して安定したパフォーマンスを見せている。選択権を持っているのはRon Washingtonだが、私に言わせれば5人全員を選びたい。もし誰が選ばれるかにお金を賭けるなら、私は少なくともMatt Harrison,Robbie Ross,Joe Nathanの3人は確実に7月10日にカンザスシティにいると思う。彼らはその価値があることを証明している。

By Emily Cates/Shutdown Inning. 元記事はこちら

Jake Skoleが50試合の出場停止

                                 Image courtesy of MiLB.com

レンジャーズのOFプロスペクトで、2010年の全体15位、Jake Skoleがアンフェタミンの使用検査で陽性反応を示し、リーグから50試合の出場停止処分を喰らいました。

20歳のSkoleは今季初めてA+に上がりましたが、227打席で.185/.288/.260と大苦戦。直近の38打数で1安打と大スランプに陥っていたところに泣きっ面に蜂な出来事となってしまいました。A+のシーズンは9月初旬で終了なので、彼の2012シーズンはほぼ終了してしまったといえるでしょう。

Skoleは高校からドラフトされた当時はタレントを買われており、「Grady Sizemore級になれる」との声もありましたが、その期待に届く可能性はどんどん減少中です。

また、彼の兄で今季はナショナルズのAでプレーしているMatt Skoleも、ジョージア工科大在学中の2011年2月に飲酒運転で逮捕されているという経歴があります。随分やんちゃな兄弟だなぁ。

Game 79,50-29

                    
Source: FanGraphs

長らくトッププロスペクトとして名の知られていた21歳の左腕、Martin Perezのデビュー戦。

昨日「3回6失点くらいだろう」なんて書きましたが、予想をはるかに上回る出来で貧打の6月はMLB8位の131得点を記録したA's打線を5.1イニング,6H,1HR,2R,5K,1BBに抑えました。いや、もっと四球を連発してボロボロになるかと思ったんですが、103球中59球がストライク(これもいい数字ではないですが)とコントロールは比較的安定していました。特にチェンジアップのキレが素晴らしく、コマンドも割と安定していてA's打線はタイミングが合っていませんでしたね。三振5個中4個はチェンジアップで奪ったものでした。4回にやや乱れて29球を費やしてしまいましたが、それ以外は合格点の内容。Chris CarterにはHRとダブルを打たれましたが、球質が少し軽いような気がします。

打線はA's先発Tom Miloneに初回は三者三振を喫しますが、2回にAdrian BeltreのソロHRで同点に。4回に勝ち越されますが、5回についにMilloneをとらえKinslerの2点シングルで逆転、そして今季25本目の3ラン #Hambone で突き放します。

6回1アウト2塁の場面でPerezをリリーフした建山は素晴らしかったです。Carter,Brandon Ingeを連続三振に打ち取ると、7回もBrandon Hicks,Kart Suzukiの2人をいずれも外野フライに。今日対戦した4人全員を打ち取る好アウティングでした。建山は今日の試合前まで右打者に対しては通算で.204/.237/.292(118PA)と完璧に封じ込めており、対右の有効な武器として使い道はあります。

建山の後はMichael Kirkmanが2.1イニングを四球1つに抑えて試合を締めくくりました。結局今日投げたブルペン陣は建山とKirkmanの2人だけで、最近登板過多気味だったJoe Nathan,Mike Adams,Robbie Rossらを休ませられたのは大きいです。

これでチームは今季MLB最速の50勝到達。シーズンの半分は81試合ですから、2試合を残しての到達となりました。このペースでいけば今季は102勝する計算になります。明日はこのホームスタンド最終戦と共に7月最初の試合。先発はダルビッシュ有とTravis Blackleyです。