2012年5月29日火曜日

2012 Mock Draft Top 10 Picks

1-1 Houston Astros:Kevin Gausman,RHP,LSU


1-2 Minnesota Twins:Byron Buxton,OF,Appling Country HS,Georgia


1-3 Seattle Mariners:Mike Zunino,C,Florida


1-4 Baltimore Orioles:Kyle Zimmer,RHP,San Francisco


1-5 Kansas City Royals:Mark Appel,RHP,Stanford


1-6 Chicago Cubs:Max Fried,LHP,Harvard-Westlake HS,California


1-7 San Diego Padres:Carlos Correa,SS,PR Baseball Academy


1-8 Pittsburgh Pirates:Gavin Cecchini,SS,Louisiana HS


1-9 Miami Marlins:Marcus Stroman,RHP,Duke


1-10 Colorado Rockies:Courtney Hawkins,OF Texas HS

2012年5月28日月曜日

Report From Texas:レンジャーズ打線が爆発しブルージェイズをスウィープ!



この週末のトロント・ブルージェイズとの3連戦ではここ数日間鳴りを潜めていたレンジャーズの爆発な攻撃力が戻ってきた。それは日曜日の試合の2回裏に7点を取ったところで最高潮に達し、トロントの先発Kyle Drabekとブルージェイズを12-6というスコアで撃破するとともに3連戦スウィープを決めた。

その2回のビッグイニングは先頭打者Michael Youngがシングルヒットを打って口火を切り、David MurphyとMike Napoliが連続四球を選んで後に続いた。Mitch Morelandも四球を選び押し出しで先制、Ian KinslerとElvis Andrusはそれぞれダブルで2点ずつあげてスコアは5-0に。さらにAdrian Beltreが左中間に今季10号の2ランHRを放ってリードを7点に広げた。

レンジャーズは早いイニングに大量得点を奪ったが、先発のダルビッシュ有は制球に苦しんだ。調子は最高とは言えなかったが、それでも5イニングを93球、7安打、3失点、3三振、3四球に抑えた。ストライクは全投球の58%だけだったが、メジャートップタイとなる7勝目を挙げた。

3回表にブルージェイズが1点を返すが、その裏にIan Kinslerがレフトフェンスをギリギリで超える2ランHRを放ちリードを9-1に広げる。5回表、J.P ArencibiaのHRとEdwin Encarnacionのタイムリーでジェイズは9-3と詰め寄るが、二塁手のMichael Youngの好プレーを見せてダメージを最小限に抑えた。

レンジャーズは7回にも得点を追加する。2アウトから、Murphyが内野安打、Nelson CruzのダブルでMurphyが生還し、続くNapoliがライトに2ランHRを放った。

ブルージェイズは8回表にArencibiaがAlexi Ogandoから今日2本目のHR、9回表にColby Rasmusが2ランHRを建山義紀から放ったが、反撃はここまででレンジャーズに8安打、9失点を献上したDrabekが敗戦投手になった。

レンジャーズの攻撃陣ではKinslerが2本の長打で4打点、Youngが4打数3安打、Napoliが3打数2安打で2打点、3得点と活躍しチーム全体で12安打、この3連戦トータルでは44安打で34得点だった。

ブルージェイズをスウィープしたレンジャーズは月曜日(アメリカ時間)からマリナーズとの3連戦が始まる。その初戦のマッチアップはMatt HarrisonとKevin Millwoodだ。Harrisonは先週シアトルでの試合で7回1失点、同じくMillwoodもシアトルでのシリーズで6イニングを無失点に抑えて両者とも勝利投手になっている。

By Ben Wertz/Shutdown Inning 元記事はこちら

2012年5月22日火曜日

Game 43,26-17

                   
Source: FanGraphs

完敗ですね。Felix Hernandezに手も足も出ず。ダルビッシュにはもう少し粘ってもらって、2-1くらいのスコアを期待していたんですが...。

今日のダルビッシュはとにかくコマンドがボロボロでした。4イニングで96も費やしてしまい、そのうちストライクは56球。ボールが手についていないようで抜け球が多かったです。下の画像は今日の全投球のロケーションを記録したものですが、見事にばらついています。


5/21日時点でのBB%(全対戦打者に対する四球を与えた割合)は13.0で規定投球回に達している投手中ワースト4位。K%は25.5で上から8位と三振は奪えているので余四球を減らせれば本当にMLBでトップ20に入るスターターになれると思います。

また、ダルビッシュは今季全体で19点なのにそのうちメジャー最低クラスの打撃を誇るマリナーズには9.2イニングで9点。初登板といい、なぜか相性が悪いです。

そもそも、今日は打線がダメダメでした。Felixに8イニングでわずか6安打で1点、7三振を喫してしまいました。ま、彼はMLBでトップ5のスターターなんで仕方ないんですけど。あの"K"チャントは耳障りでイライラしますね(他のチームのファンもウチの"Nap-O-Li"チャントに同じこと思ってるんだろうか)。2回に先頭のBeltreがシングル、1アウトからMurphもシングルを放って1,2塁とした場面がチャンスらしいチャンスでしたが、Nellyがダブルプレーに終わって無得点。あとはFelixにいいようにやられっぱなしでした。唯一よかったのがMitch Moreland。ダブルと今日唯一の得点となるHRを放つなど、好調を維持しています。これでLHPが打てればいいんですけどね...。

ダルビッシュが4イニングで降板したためブルペンが計4イニング投げましたが、Mark LoweとMike Adamsはともに1イニングを三者凡退、今日メジャーに昇格し今季初登板となった建山は2イニングで1点を失いましたが、苦手にしている左打者を計0-5、1BBに抑えたのはよかったです。

明日はシリーズ2試合目&20連戦の19試合目。先発はMatt HarrisonとHector Noesi。Harryはここの所ゴロ率が低下していますが、それを元に戻せるかに注目していきたいです。

2012年5月21日月曜日

Game 42,26-16,元広島のLewisの投打にわたる活躍でレンジャーズが勝利!上原は登板せず

                    
Source: FanGraphs

レンジャーズは20日(日本時間21日)、敵地ヒューストンでアストロズと対戦し、先発の元広島、Colby Lewisの8回4安打無失点、打っては2安打2打点の活躍もあって6-1で勝利した。なお、上原浩治投手は登板しなかった。

と、まあ今日は唐突に日本のスポーツ新聞風のタイトル&書き出しにしてみたわけですが、無事にアストロズに勝ち越しを決め、シルバーブーツをアーリントンにキープしました。

ま、初回がすべてでしたね。Kinsler、Elvisの連打でノーアウト1,3塁からHamiltonの犠牲フライで早々に先制。Beltreはセンターフライでこの1点だけで終わるかと思われましたが、ここからMYのダブル、そしてちょっと意図がわからないDavid Murphyへの敬遠で満塁とした後Nellyが2点タイムリー。さらにTorrealbaの死球で再び満塁とした後Colbyのセンターへのシングルで5-0。事実上試合を決めました。Colbyは2010年のインターリーグ、ブリュワーズ戦でも貴重なタイムリーダブルを打っており、この打席でも打つんじゃないかなという予感がバンバンきてました。Colbyは5回にもライトにシングルを打ってマルチヒットを記録しています。

そのColby、本職でも8イニングを4安打、6K、1BBの好投でここ最近の不調のイメージを払しょくします。8回までは8イニング中5イニングで3者凡退という支配っぷりでした。ただ、最後はなぜか続投した9回裏の先頭打者、Jed Lowrieに今日122球目をライトスタンドに運ばれるというオチが付きましたが。この人は1試合に1本HRを打たれないと気が済まないんでしょうか(笑)。

ColbyはHRを打たれたところで交代し、最後を締めたのはRobbie Ross。ダブルを1本打たれはしましたが、1イニングを無失点に抑えました。

今週はロイヤルズ、A's、アストロズとの7試合で貯金を一つ減らすというふがいない戦いぶりでした。この相手なら少なくとも3つは増やしてほしかったなあ。何はともあれ、また新しい1週間が始まります。レンジャーズの次のカードは20連戦の最後の3試合となるシアトルでのマリナーズ戦。初戦はダルビッシュとFelix Fernandezというエキサイティングなピッチングデュエルが期待できるマッチアップです。

My Rangers All-Time Team Ballot


今年はレンジャーズがテキサスに移転して40周年。それを記念して5月31日までチームのオフィシャルサイトでレンジャーズの歴代オールスターチームの投票が行われています。内野、キャッチャーとDHは各1人ずつ、外野手は3人、SPとRPはそれぞれ2人という内容。私も当然票を入れたのでそれを晒してみます。選出の基準はファンとしてのお気に入り度 > スタッツです。

キャッチャー:Ivan "Pudge" Rodriguez

先日引退を表明し、RBiAで引退セレモニーを行った史上最強のキャッチャーの一人。レンジャーズ在籍中に残した47.0 brWARはチーム史上最多。キャッチャーだけでなく、全ポジションを含めてレンジャーズの歴代MVPに推したい。他にはチーム野手歴代4位の32.2 brWARのJim Sundbergもいるが、相手が悪かった。

1B:Will Clark

Rafael PalmeiroはDHで選出したので候補から消える。となると残りはWill Clark,Mark Teixeira,Mike Hargrove,Pete O'Brienの4人になるが、後者2人はプレーした時代が古すぎてピンとこないし、Mark Teixeiraはレンジャーズ在籍時は大のお気に入りだった(彼のジャージも持っていた)が、ヤンキーとなった今では関係なし。ただ、2007年7月に彼をブレーブスに放出した際にNeftali Feliz、Elvis Andrus、Matt Harrisonといった今の主力選手たちを獲得できたことは感謝している。あ、と言ってもそれはJDの功績が大きいか。ということで半ば消去法的にWill Clarkに。この投票で気付いたんだけど、レンジャーズの1BってRafiを除けばフランチャイズヒーローと呼べる存在に欠けるなあ。

2B:Ian Kinsler

当然の選択。スタッツ面からみてもすでにチーム最高の選手だし、今後5年間チームにとどまることが決定している。もしかしたらPudgeを上回ってチーム史上最高の選手になる可能性も無きにも非ずだ。それに、全メジャーリーガーの中で私の最もお気に入り選手でもあるし。

3B:Hank Blalock

実績ではBuddy Bellが断トツだが、レンジャーズ在籍が1979-1985途中とファン歴2004-の私にはあまりにもなじみがなさすぎる。Blalockは当時の私の1番のお気に入りで、2003年のオールスターでは決勝の2ランHRを放つなど印象的な活躍も多く、今後10年間レンジャーズの3Bは安泰だろうと期待したものだ。それだけに相次ぐ故障で2006年以降は満足に試合にも出れなくなってし合ったことが悔やまれる。

SS:Elvis Andrus

このポジションも実績からいえばToby Harrahのほうが上回るが、私にはあまりにもなじみが薄すぎるので、リアルタイムヒーローの一人であるElvisに。また、SSには在籍3年にもかかわらず野手としてはチーム歴代8位の24.8br WARを記録しているあの人もいるが、個人的には大嫌いなので却下。もしビートライターとして正式に投票するならA-Rodに入れるが、ここではファンとしての感情を優先させたい。また、もし20年後にまたチームオールスター投票をやるなら、その時はJurickson Profarに投票するだろう。

DH:Rafael Palmeiro

RafiはDHよりは1Bでの出場が断然多いが、他のDH候補があまりにも弱すぎるのでDHに回ってもらった。候補者にはJuan Gonzelezもいるが、彼はOFがメインで、DHというイメージがRafiより薄いので外した。それに個人的にGonzoはあまり好きではないし。RafiとDHと言えば1999年にDHで128試合、1Bで28試合の出場だったのに1BのGGを獲得したエピソードは有名。レンジャーズ在籍時の41.4 brWARはPudgeに次いでチーム歴代2位。結構好きな選手だけにHOF投票において得票率が伸び悩んでいるのは見ていて悲しい。私はPEDは全然気にしない人間なので、いつかRafiのプラークがクーパースタウンに飾られることを心の底から望む。

OF:Josh Hamilton

私のように比較的新しいファンにとっては(オールドファンにとってもかも知れないが)当然の選択。故障が多いし、ガンガン振り回す打者なので私の好きなタイプではないが、それでも試合に出ればトップクラスの選手なのは否定するつもりはない。間違いなくチーム史上に残る選手だろう。

    Rusty Greer

現役期間が1994-2002と短かったので、実際のプレーを見たことはほとんどないが、90年代後半の第一次黄金期の中心選手の一人。同じ時期ならJuan Gonzalezもいるじゃないかという声もあるだろうが、先にも述べたとおり、彼はあまり好きではない。なぜなら、Greerの通算BB%(全打席数に対する四球の割合)が11.7に対してGonzoはたったの6.4しかない。確かに私は四球を過大評価しているかも知れないが、私にとってはそのくらい重要なファクターなのである。

   Nelson Cruz

上記2人はすぐに決まったが、3人目がなかなか決まらずに悩んだ挙句、最初はネタとして(そしてメジャー史上2位の7試合連続HRへの経緯も込めて)Kevin Menchを選んだが、それはあまりにもひどいピックだし、阪神ファンにも怒られそうなのでNellyに変更。彼もHamiltonと同じで故障が多いし、disciplineがあまり良くなく好きなタイプではないが、ここ数年見ている #Boomstick の威力はあまりにも凄まじいし、キャノンのようなアームも魅力的だ。

SP:Nolan Ryan
   
レンジャーズでプレーしたのはキャリア最後の5年間で、実績からいえばCharlie HoughやFergie Jenkinsなどもっと上の投手がいる。それに、彼ピッチャーとして過大評価されているというのは否定できない。しかし、レンジャーズ在籍時だけを見れば74 FIP-はチーム史上ベスト(500イニング以上)だし、27.2 K%(対戦打者全員に対して三振を奪った割合)も断トツでトップ(同じく500イニング以上)。それに何よりも彼は一選手としての枠をはるかに超えたレンジャーズのアイコンだ。チームの歴史を振り返るハイライトフィルムは彼抜きには成り立たない。7回目のノーヒッター、有名なRovin Venturaへのヘッドロック、通算5000奪三振...。Nolan Ryanという言葉を用いずにレンジャーズというチームを語ることはできないのである。

    Kenny Rogers

もう一人は1990-2000年代前半にチームを支えたレフティエース。通算K%が14.5とRyanとは対照的に技巧派で、レンジャーズでのfWAR 31.6は投手としてはチーム史上1位、br WARだと29.0でHoughの30.1に次ぐ2位だ。94年7月28日に達成した完全試合はチームのハイライトの一つ。96と97年はヤンキース、98年はA'sとメッツ、2003年にはツインズとちょくちょく他のチームに出張しており、キャリア最後の3年間はタイガースで投げている。あ、2005年のカメラマン殴打事件?私はそんなに気にしてません。

RP:Francisco Cordero

2000年代前半-中盤にクローザーとして活躍したフレイムスローワー。レンジャーズ在籍時のfWAR 9.7はリリーバーとしてはチームトップ。Neftali Felizも捨てがたいが、彼にはこれからスターターとして活躍してほしいのであえて外した。

    C.J Wilson

エンゼルス移籍後の馬鹿げた言動の数々は頭に来るが、それでもここ2010-2011年は私の最もお気に入りの選手だった。プレーの質でもレンジャーズでの21.3 K%はRyanに次ぐ数字だ。ただ、これは先発転向後の貢献がものをいっているのでRPで選出するのはちょっと違うかもしれないが。

Overall:

私自身ファン歴が10年に満たないこともあり、比較的最近の選手が中心の選出になりました。それに、今がチーム史上最も波に乗っている時期で、その成功の立役者たちということもありますし。投票の結果は8月10日に発表されます。皆さんも是非票を入れてみてください。

2012年5月20日日曜日

2012 Game 41,25-16

                   
Source: FanGraphs

何から書いていいかわかりませんが...

今週はロイヤルズ、A's、アストロズと一気に貯金を7つ増やせる可能性もあったのですが、ふたを開けてみれば2勝4敗と日曜日を残してすでに週間負け越しが決定。これが今シーズン最悪の週になることを望みます。

Derek Hollandはダブルヘッダーでローテーションが狂ったこともあって8日ぶりの先発でしたが、3回にChris Snyner、4回にCarlos Lee(この人は元レンジャーですね)、5回にJustin Maxwellと3イニング連続でHRを浴びて5失点。せっかく攻撃陣がDavid Murphyのランニング3ランHRなどで盛り上がっていたのに水を差してしまいました。

6回から2イニングを投げたOgandoは7回に代打のTravis Buckにタイムリーダブルを打たれてアストロズに6点目を献上しますが、最終的に6-5というスコアだったため、この1点はかなり重いものとなりました。

打線ではKinslerが0-5、4三振。最初の打席は微妙なチェックスウィングの判定で、恐らく振っていないと思われますが、それでも他の打席でも三振を重ねてキャリア初のゴールデンソンブレロを喫してしまいました。

Mike Napoliは14日に休養日を与えられた後の5試合で3-15、9三振と物凄い不振に陥っています。

あとは代打の使い方かな。6回表2アウト1塁の場面で打順はHolland。ここでWashは代打にMitch Morelandを送りますが、左を悲劇的に打てないMorelandに対してアストロズは当然LHPのFernando Abadを投入、Morelandは三振に倒れてイニングは終わります。しかし、ここでMorelandを使ってしまったため、8回2アウト2,3塁という一打逆転のチャンスではRHPのBrandon Lyonに対してCraig Gentryを使う羽目に。結局Gentryはセンターフライでチャンスを潰してしまいました。

と、ちょっとギクシャクしていたメジャーチームの試合は置いておいて、今日はレンジャーズのマイナーの2つのクラスでいい話題が。

まずはAAのFrisco RoughRidersにいるトッププロスペクトのJurickson Profar遊撃手。今日も初回に左中間にダブルを放ち、連続試合安打を29まで伸ばしました。また、連続出塁も38試合としています。Profarは今季出だしは最悪でしたが、それ以降はご覧の通り好調。トッププロスペクトの順調な成長っぷりは嬉しいですね。試合はRidersが13-0でパドレスのAA,San Antonioに大勝。

そしてA+のMyrtle Beachでは先発のNick Tepeschが7.1イニングを0安打、9K、4BB、彼をリリーフしたJimmy Reyesも残り1.2イニングを無安打、2K、0BBに抑え継投でのノーヒッターを達成しました。これでTepeschは今季44.1イニングで37K/13BB。47安打を打たれてはいますが、今後注目していきたいプロスペクトの一人です。

2012年5月19日土曜日

ゲームレビュー 2012 Game 40,25-15

                   
Source: FanGraphs

まずはMY、試合前に散々disってごめんなさい。最近14日間のラインが.179/183/.293,直近の17打数で2安打と絶不調もいいところで、バットにかする気もしなかったんです。だから、たとえアストロズの先発がLHPのWandy Rodriguezであろうとここ14日間のラインが.371/.41-/.686のMitch Morelandを使うべきだと。もちろんMitchがLHPに対して通算.223/.294/.291なのはわかっていましたがそれでも、ね。結果からいうとMYは3打数2安打+1BBと完全に私の予想をいい意味で裏切りました。本当にごめん、MY。もう少しプラトーンスプリッツの勉強をして出直してきます。

打線はそのMYに加え、Beltreが特大のHRを含む2安打、Kinslerも3安打とこの3人はよかったです。

先発のNeftali Felizはコマンドに苦しんで101球中ストライクは半分の51球。4.2イニングしか持ちませんでした。先発転向1年目の今季ですが、このようにコントロールに苦しむ場面をしばしば見ますね。

そのNeftaliをリリーフしたのがRobbie Ross。彼は2.1イニングをヒット1本に抑える好投でNefttyの早期降板を救い、リーグ2位タイとなる5勝目を手にしました。

8回は浩治、9回はNathanが3人ずつでピシャリ。しかし、これでNathanは4日連続の登板となり、37歳のTJ上がりにはちょっと負担が大きいのではないかと。今週前半あれだけ野手の休養に気を使ってたWashなのにこの起用法は疑問です。あそこは浩治を2イニングでもよかったんじゃないかな。8回の頭に浩治を投入した際にダブルスウィッチをしなかったことから、最初から9回はNathanでいくつもりだったんだと思いますが。

ま、アストロズのローテーションで1番の難敵(と言ってもせいぜい3番手がいいところですが)のWandyを倒した初戦。このまま残り2つもしっかり取って順当にシリーズスウィープしたいですね。2戦目はDerek Hollandが9日ぶりの先発、アストロズはLucas Harrellのマッチアップです。

update:
今日のハイライトは8回に出たこのプレー。Carlos Leeのサード後方に上がったフライをElvisが追いかけますが、Beltreが威圧してElvisを退けます。2人の表情も最高です。(Courtesy of BBTiA)



2012年5月18日金曜日

ゲームレビュー 2012 Game 39,24-15

                    
Source: FanGraphs

Washは素晴らしい監督だと思いますよ。直接は分かりませんが、リーダー能力というか、メンタル面でチームをまとめる力は優れているのだと思います。ただその反面、彼が采配面で素晴らしいと思ったことは1度もありません。今日もそんなWashの采配の謎、そして打線自体の拙攻が目立った試合でした。

先発のMatt Harrisonは初回に4安打を浴びて3失点。結局取られたのはこの3点だけでしたが、よくこれだけで済んだな、という出来でした。未だにスランプからは脱出できていないようです。何よりグラウンドボールピッチャーなのにフライ-ゴロの比率が14-5なのは物凄く心配。

打線は6回にMitch Morelandの今日2本目のHRで同点。さらに1アウト1,3塁からElvisがスクイズを決めて逆転します。この打球、小フライになったのですが実際は誤審で、リプレイで見ると明らかにスライディングキャッチを試みたA'sのピッチャーBrandon McCarthyのグラブにノーバウンドで収まっていました。これに対してMcCarthyの妻Amandaは激しく審判をdisるtweet.
レンジャーズファンから見てもこの判定はちょっと酷かったです。ま、ウチに有利に働いてくれたんんで結果オーライですけど(笑)。しかしこのあと、1アウト2,3塁で3番MY、4番Beltreがいずれも凡退し追加点が取れず。

7回表はOgandoを投入して逃げ切りにかかりましたが、Josh ReddickにソロHRを打たれて再び同点に追いつかれてしまいます。Ogandoはこれまで素晴らしいリリーフっぷりを見せくれているので叩けないなぁ。ま、こんな日もあるさと言いたいです。

私が1番問いただしたい場面はこのあとの7回裏。2アウト2塁でMitchに打順が回ったところでA'sはLHPのJordan Norbertoを投入します。ここで左対左を嫌うWashは右打者のBrandon Snyderを代打に送ります。そりゃMitchが左を苦にしているのは分かりますよ?でも今日3打席で1BB、2HRのバッターに代打を送るのは完全に意味不明。ここはそのままMitchに打たせて欲しかったなぁ。結果的にSnyderはこの打席でライトフライ、さらに9回2アウト満塁というwalk-offのチャンスでもファーストゴロに終わりこの代打策は完全に失敗でした。いや、Mitchなら打っていたとは限りませんが、それでも2HRを打っている打者に代打を出すべきではないでしょう。

結局10回にMike Adamsが打たれてthe end。結果的にロイヤルズ、A'sとの4連戦を1-3で終えるという形になりました。休養も大事だけど叩ける相手は確実に叩いておこうよ、Wash。そういえばきょうもJoshを休ませてましたし。

とりあえず悪いことは忘れて明日からはローンスターシリーズ。初戦はレンジャーズがNeftali、そしてアストロズは現時点でERA1.99のWandy Rodrigeuzというマッチアップです。

2012年5月17日木曜日

ゲームレビュー Game 38,24-14,#YuIsMyHomeboy

                   
Source: FanGraphs

Yuuuuuuuuuuuuu!!!

現在レンジャーズのローテーションで最も信頼できる先発投手は?恐らくほとんどの(日本人ではない)ファン、アナリストがダルビッシュと答えるはずです。

今日は初回に犠牲フライで1点を失ったものの、その後はA's打線に手も足も出させず。7.2IP、1R、4H、7K、2BBというラインでメジャートップタイとなる6勝目を挙げました(私はピッチャーのW-Lは好きではないんですが)。118球中73球がストライクで、6回に先頭のJamile Weeksを歩かせるまではメジャーで初めての無四球試合かという期待もさせるほどでした。特に70マイル程のカーブが素晴らしかった。下はbrooksbaseballによる本日の球種チャートです。




Pitch Statistics
Pitch Type Avg Speed Max Speed Avg H-Break Avg V-Break Count Strikes / % Whiffs / % SNIPs / % Linear Weights
FF (FourSeam Fastball)92.6795.6-2.528.624122 / 53.66%6 / 14.63% 18 / 48.65%-1.7865
SL (Slider)79.2282.97.93-3.541711 / 64.71%2 / 11.76% 7 / 53.85%-0.9631
CU (Curveball)69.3175.67.62-8.111810 / 55.56%1 / 5.56% 9 / 52.94%0.4485
FC (Cutter)89.15901.935.85108 / 80.00%2 / 20.00% 7 / 77.78%-0.5370
FS (Splitter)84.9489.7-5.733.821911 / 57.89%2 / 10.53% 6 / 42.86%-1.5843
FT (TwoSeam
Fastball)
91.3593.3-7.726.841311 / 84.62%0 / 0.00% 7 / 77.78%0.6612
Pitch classifications provided by the Gameday Algorithm.
SNIPs are "Strikes Not In Play" and do not include any balls in play.


Inning-by-Inning Pitch Totals
Inning Pitches in Inning Strikes in Inning Strike% in Inning Cumulative Total Pitches Pitch LWTS in Inning
1181161.1118-0.004
2141071.4332-0.364
3141071.4346-0.364
415853.3361-0.834
511763.6472-0.848
613646.1585-0.757
7161168.75101-0.848
8171058.821180.258

また、3種類あるジャージの色はその日の先発投手が決めるのですが、今日のダルは初めて赤を選択。試合後にその理由を聞かれて「ここ2試合チームがいい試合をできてなかったから流れを変えたかった」と。

打線は4回にBeltreの2ランHRで逆転。Beltreは2006年以降これでA'sから打った20本目のHRで、MLBトップの数字(Mark Teixeiraが16本で2位)らしいです。さらにCraig "Kitten Face" GentryとElvisの2本のタイムリーでこの回に今日の全得点となる4点を挙げました。ていうかA'sのサードのJosh Donaldson君、そんなにステップしてたらGentryは刺せないよ?

今日はKinslerが試合前に腹痛を訴えて急遽Alberto Gonzalezが2番2Bに入りましたが、4打数無安打、初回以外はいずれもHamiltonの前でイニングを終わらせるラリーキラーっぷり。急な状況だったのは分かりますが、彼に上位打線を打たせるのは納得いきません。

明日はレンジャーズがMatt Harrison、A'sは元レンジャーズのBrandon McCarthyの先発。日本時間の午前3;00プレイボールです。

ゲームレビュー 2012 Game 37,23-14


Source: FanGraphs

Wash,いくらロイヤルズが相手とはいえ2試合連続で主力を二人ずつ休ませたりしたらそう楽に勝てるようなものではありませんよ。彼らだってメジャーリーガーなんですから。それに相手に対するリスペクトに欠ける行為です。確かにダブルヘッダー、深夜の移動、2時間の雨天中断など負担のかかる日程が続いたので休養は大事かもしれませんが、叩ける相手は確実に叩いておくべきです。

次に自責点というルールについて。そもそもこの基準自体が非常にあいまいなものですが、少なくとも投手が自身のエラーで献上した点はその投手にクレジットされるべきです。今日の試合でColby Lewisは2つのエラーを犯しました。この試合、Colbyが実際に失った点は7ですが自責点は2のみ。あと1つアウトを取っていればQSを記録するところでした。この試合でColbyのERAは3.69から3.65に下がっています。また、レンジャーズの投手が1試合に2つのエラーを犯したのは2010年9月15日以来で、その時の投手は...やはりColbyでした。

もう一つ、昨日の試合でFeldmanを先発させてしまったためにOgandoに1.1イニング、Nathanに1イニングと勝ちパターンを起用する羽目に。この2人をこのような展開で使ったのは解せません。野手は休養させるのにブルペンはこんなわけのわからない起用の仕方をするんですか...。

打線に関してはロイヤルズ先発のVin Mazzaroを攻めきれず。Mazzeroは丁度365日前に2.1イニングで14失点というアウティングをしており、今日もその再来を期待したのですが...

6,7回を投げてレンジャーズ打線に出塁を許さず、5つの三振を奪ったTim Collinsは素晴らしいリリーバーですね。今季はここまで対戦打者の36.4%から三振を奪い、歩かせたのはわずか6.5%という成績です。

とにかく、この2連戦はどうも最初から捨てているような気がしてなりませんでした。気を取り直して明日からはAL西地区の1,2位対決、A'sとの2連戦が控えていて、その初戦はダルビッシュとTom Miloneのマッチアップです。

2012年5月16日水曜日

Eric Nadelがレンジャーズの殿堂入り


長年レンジャーズのラジオ実況を務めてきたEric Nadelが15人目のメンバーとしてチームの殿堂入りを果たしました。レンジャーズの実況を初めて34年目、リードボイスとしては18年目で、まさに"チームの声"です。レンジャーズの試合をラジオで聞いたことがある人ならあの"That ball is history"というHRコールを一度は耳にしたことがあるでしょう。

Nadelは会見で「(殿堂入りは)本当に光栄なことだよ。私はメジャーリーグという舞台でラジオの実況を出来るなんてとても幸運に恵まれたしね。」と語っています。また、彼の実況歴の中でトップ5モーメントも挙げており、

5,2010年のALDS第五戦

4,先週火曜日のJosh Hamiltonの1試合4HR

3,2007年8月21日、オリオールズ戦でレンジャーズが30得点を記録した試合

2,1989年8月22日、Nolan Ryanの通算5000奪三振

1,2010年のALCS第6戦

とのこと。

殿堂入りの式典は8月11日の試合前に行われます。

参考までに、他のレンジャーズ殿堂入りメンバーはCharlie Hough,Jim Sundberg,Nolan Ryan,Johnny Oates,Tom Vandergriff,Ferguson Jenkins, Buddy Bell, John Wetteland, Mark Holtz, Rusty Greer, Toby Harrah, Ruben Sierra, Tom Grieve,Kenny Rogersという面々。


彼は本当にチームの殿堂にいて然るべき人物で、今回の選出には心からおめでとうと言いたいです。Nadel,your are history!!

2012年5月15日火曜日

ゲームレビュー 2012 Game 36,23-13

                    
Source: FanGraphs

Jered Weaverから8点を獲った翌日はBruce Chenからわずか1点のみ。KinslerとNapoliが休養日だった影響もあったのかもしれませんが、これも野球(That's the way baseball go)ですね。

レンジャーズの1点は4回のNelson CruzのソロHRによるもの。これはレフトのクラブレベルまで届く一撃で、Nellyにとってはここまで運んだのは通算4回目。他にはA-Rodが2回、Juan Gonzalezが1回のみです。

しかしその直後の5回表、2アウト2塁からイニング終了かと思われたChris GetzサードゴロをBeltreがまさかのエラー。確かにホールのやや難しい打球でしたが、彼にとってはなんでもなかったはず。それに送球もそこまで逸れてはなく、ファーストがMYではなかったらストレッチしてアウトになっていたかも...とか言うのは禁句ですよね、はい。そして続くAlcides Escoberはセンターへのラインドライブ。Craig Gentryがダイブしますが僅かに及ばず2点タイムリーとなってしまいます。今日スポットスタートだったScott "Scooter" Feldmanはここまで好投していましたが、この不運な失点(自責点はなし)によって負け投手になってしまいました。

Escoberのタイムリーのところで降板したScooterをリリーフしたのはRobbie Ross。彼もダブルプレーの間に1点を失いましたが2.1IPを2H、2K、1BBといつものように好投。

8回はAdamsが三者凡退に抑えます。このイニング、アウトを取った後にWashやトレーナー陣がAdamsの元に集まるというアクシデントがありましたが、これは彼が喘息の発作を起こしたということで心配はなさそうです。

9回はDerek Hollandが登板。前回の先発が先週の木曜日、ダブルヘッダーでローテが乱れた影響で次の先発は今週の土曜ということで間が空いてしまうため調整登板だったようですが、1イニングを1H、無失点に抑えました。

明日のシリーズ最終戦(2連戦ですが・笑)の最終戦はColby LewisとVin Mazzaroのマッチアップです。


ゲームレビュー 2012 Game 35,23-12,Hit The Road Jered

                   
Source: FanGraphs

シリーズの最終戦はエンゼルスのエース、Jered Weaverを打ち崩して13-6で大勝。これでここ1週間で5回目のPapa John's Pizza半額に(笑)。この間の得点数は61、失点は28となっています。

打線はスタメン全員が出塁し、Murphを除く全員が安打を記録。特にElvisとNellyは4安打ずつと素晴らしいゲームでした。

ElvisはもともとWeaverとの相性が良かったのですが、今日の試合を終えて通算51打席で21安打、2BB、.429/.451/.621と完全にカモにしています。またここ2週間絶好調で、この期間は13試合で.436/.500/.545。24安打はAlbert Pujolsのシーズントータルより3本少ないだけです。

さらにNelly。ゲームを決めるグランドスラム #Boomstick をぶっ放すなど、先週まで陥っていた酷いスランプからは完全に脱した模様です。この一週間でスラッシュラインは.216/.269/.324から.273/.331/.410まで上がっています。

Joshは5打数2安打でダブルが1本ありましたが、この内容でもシーズンラインが下がってしまうんですから彼の今シーズンがいかに常識を逸脱しているかがわかります。7回の打席では今週ずっと(1試合4HRのときにも)使っていたバットを折ってしまいましたが、これは殿堂に送られるとのこと。

Weaverはそのアクションで我々を楽しませてくれました。3回にNellyのグランドスラムなどを含む5点を失ってダグアウトに戻った後、壁にグラブを投げつけて喚くなど大暴れ。そして4回途中で降板する際にはRBiAのPAマン、Chuck Morganが流した"Hit The Road Jack"に合わせて口ずさむという行動に出ます(笑・動画参照)。因みに彼のERAはこの試合で1.60→2.83と1点以上高くなってしまいました。

                        

レンジャーズは打線だけではなく先発のNeftali Felizも6IPをMarkTrumboに浴びた2ランのみに抑える好投。後を受けたMark Loweは今季のブルペンの中で最悪のアウティングでしたが、これは審判のゾーンの狭さも影響していました。あとを受けた浩治は1.1イニングを安打1本のみの無失点に抑える好投。私は彼に対する信頼を完全に取り戻していますよ。9回のNathanもKendrys MoralesにHRを打たれましたが、まあ点差があったので良しとしましょう。

開幕前には2強とされたレンジャーズとエンゼルスですが、このシリーズを終えて方や断トツの西地区首位、一方は8ゲーム差はなされての最下位。もう少しエンゼルスに頑張ってもらわないとペナントレース的に面白くないかなという気もしますが、彼らが沈めば沈むほどレンジャーズは楽になるのでそのままもがいてもらっても結構です。

明日のロイヤルズとの初戦は木曜日のダブルヘッダーのおかげでスポット先発。Martin Perezがデビューするかも、との情報もありましたが、Scott FeldmanがBruce Chenと投げ合うようです。

2012年5月12日土曜日

Report From Texas:雨天中断を挟みながらもレンジャーズ快勝



レンジャーズとエンゼルスの初戦は誰が投げようと重要な試合になることは誰の目にも明らかだった。それがダルビッシュ有と元レンジャーズのC.J. Wilsonのマッチアップとくれば人々の期待は限りなく膨らむのもわけはないだろう。その大事な試合においてレンジャーズの勢いを止めることができたのは自然の力だけだった...といってもたったの1時間56分だけだったが。その長い中断の後、レンジャーズはまるで水門が開いたような勢いで攻撃し、10-3とエンゼルスを圧倒した。

レンジャーズの初回の攻撃は素早く、Wilsonに対してボールを外野まで運ばずとも1点を先制した。だが、なおも1アウト満塁の場面で春のテキサスの雷雨がレンジャーズボールパークを遅い、激しい雨が降り注ぎ風が吹き荒れた。ここで冒頭で述べたように試合は中断になったが、そのおかげでC.Jはレンジャーズ打線の猛攻とそれ以上対戦せずに済んだ。正確に言えば、C.Jはわずか1アウトを記録しただけで降板したのだ。そう、悪天候のせいでこの魅力的な先発のマッチアップは早々に崩れてしまった。それでもレンジャーズ打線はエンゼルスの投手陣を打ち込み続けたが。

長い中断を挟んで、エンゼルスはこのシリーズの第2戦で先発予定だったJerome Williamsをマウンドに送る。その再開後の初球をNelson Cruzがレフト前へ2点タイムリー。さらにMitch Morelandのフィルダースチョイス、Craig Gentryの2点タイムリートリプルと続いてレンジャーズは初回だけで6点を先制した。

Wilsonの今日の成績は0.1イニングを4失点(自責4)、被安打3、投球数22だった。一方のダルビッシュは5.1イニング、3失点、被安打3、奪三振7、余四球3とよく投げた。ダルビッシュの大きなミスは2つだけ、3回のMike Troutの2ランHRと6回のTorii Hunterに浴びたソロHRだけだ。中断があったにも関わらずこの内容のピッチングをしたことには賞賛を送りたい。

攻撃面では初回の爆発の後はJosh HamiltonとMitch Morelandによるショウのようなものだった。Hamiltonは2本のHRを打ち今季17本、最近5試合で8本とした。本当にこの怪物のような打者は見ていて興奮する。

Morelandは当初スターティングラインナップにも入っていなかったが、7回に放った2階席の壁を直撃するソロHRを含む3打点を挙げた。彼は初回にAlbert Pujolsのバックスウィングの際に頭部を負傷したTorrealbaと交代で出場していたのだ。Torrealbaの症状は打撲のようだが、幸い大したことはないようだ。

今夜の試合で最も印象的だったのは、満員の観衆が中断中も待ち続け、試合の最初から最後まで熱心に応援し続けたことだ。彼らは試合終盤の勝負の行方が決してしまった後でも、「We want C.J.! We want C.J.」と合唱していた。この試合でレンジャーズは7試合連続の完売となり、このシリーズの残り2試合でも同じくチケットは全て売り切れている。

シリーズ第二試合は土曜日の正午(日本時間日曜午前2:00)開始だ。この試合ではC.J Wilsonが仕切り直しで先発するので、ファンはまた彼にブーイングするチャンスを得られたというわけだ。金曜日の敗戦投手であるWilsonは金曜日の試合よりもいいピッチングを期してマウンドに登る。因みに明日は雨の心配は全くない。対するレンジャーズの先発はMatt Harrisonは前回のO's戦で見せたようなピッチングを再び見せられるだろうか。

By Ben Wertz/Shutdown Inning 元記事はこちら

2012年5月10日木曜日

Game 31,Rained Out

 

ボルティモアは悪天候のため雨天中止が決定。明日ダブルヘッダーの第一試合として中部時間午後3:05(日本時間午前5:05)プレーボール、先発はChenとLewisがそのままスライドします。

2012年5月9日水曜日

ゲームレビュー 2012 Game 30,20-10,That Ball Is History!

                    
Source: FanGraphs

"That ball is history!"はレンジャーズのラジオアナウンサー、Eric NadelのHRコールですが、今日ほどこの言葉がふさわしい試合もないでしょう。Josh Hamiltonの4HR(+ダブル1本)、まさに"history"です。

昨日の最終打席でも2ランを打っていたHamilton、これで過去6打席の結果は2ランHR、2ランHR、2ランHR、ダブル、2ランHR、2ランHRとなっています。いやほんとに凄すぎ。その5本の2ランHRはいずれもElvis Andrusをランナーにおいてのものでした。

1試合18塁打はAL記録。因みにMLB記録は2002年に当時ドジャースのShawn Green(もちろん彼もこの試合で4HR)が記録した19です。

Baseball ProspectusのBen Lindberghの分析によると「Albert Pujols級の才能を持った選手でも1試合4HRを打てる確率は10000分の1」とのこと。いままでMLBの歴史で完全試合は先日のPhil Humberを含めて21回達成されていますが、1試合4HRはHamiltonが16回目、2003年のCarlos Delgado以来。しかも、5回のダブルもあと10㎝伸びていたら入っていたかというような打球でした。

今季はまだ5月序盤ですが、完全試合と1試合4HRが同じシーズンに達成されたのは史上初です。1959年には6月10日にRocky Colavitoが1試合4HR、その前の5月26日にはHarvey Haddixが12イニングをパーフェクトに抑えながらも13回にサヨナラHRを打たれて敗戦投手、ということはありましたが。そのサヨナラHRを打ったJoe Adcockも1954年に1試合4HR を達成しています。

とにかく今日はHamiltonに尽きますが、それ以外のトピックもあげましょうか。

Nellyは昨日に引き続き3安打。それも全て逆方向へのものでした。

先発のNeftaliは初回を27球と苦しんだものの、その後は安定し、6イニングを1失点、4安打、キャリアハイの8K、2BB。速球で15の空振りを奪いましたが、これは1人のピッチャーによるものとしては今季最多とのこと。

8回に登板したRobbie Rossはメジャーデビュー後初のHR、それも2本打たれましたが、まあこういう日もあるのでしょう。大量リードがある試合でよかったです。

浩治は1安打を打たれましたが1イニングをまたしても無失点。完全に復調しています。

とにかく、Josh Hamiltonが歴史に名を刻んだ今日の試合。これでレンジャーズは再びMLBでベストの勝敗(20-10)に返り咲きました。明日はColby LewisとWei-Yin Chenの元NPB投手対決です。

Josh Hamilton!!


Josh Hamilton!!!!!

2012年5月8日火曜日

ゲームレビュー2012 Game 29,19-10

                    
Source: FanGraphs

なんといっても今日は打線に尽きるでしょう。クリーブランドでの3連戦では合計で10得点だったのに、この試合だけで今季2番目に多い14得点で快勝。今季、ピザのチェーン店のPapa John'sはダラス-フォートワースエリアで「レンジャーズが7得点した翌日はピザ半額キャンペーン」を展開していますが、14点ということは明日はピザ無料ですね。

その打線の中でも特に光ったのがBrandon Snyder。オフに対戦相手のO'sから移籍してきた選手ですが5打数3安打、先制となるタイムリーシングルに試合を決定づける3ランと今日だけで6RBIの活躍。O'sでは通算で4RBIだけだったのに(笑)。

最近絶好調のElvisは今日も3安打。これで過去2週間のラインは.404/.472/.532となっています。「彼は2番には向かない」とかいう声をよく聞きますが、OBP.370くらい残せるなら私はElvis2番でもいいと思います。

そしてNelly。久しぶりにバットにボールが当たり、4月19日以来の3安打。

9回は1イニング7点のラリー。このイニング9人目の打者Hamiltonのときに実況のDave Barnettが「今日スタメンでヒットが出ていないのはHamiltonだけです」と言った次の球を右中間スタンドへ放り込みました。これにはBarnett、「ちょっと言うのが早かったな」、と(笑)。

ここ2試合ボロボロのアウティングだったHarrisonもHR2本を浴びたものの、わずか86球で7イニングを3失点に抑える好投。再びゴロを量産できていたのはよかったです。

Harryの後は8回をOgando、9回は大量点差がついたためLoweが投げましたが、いずれも3者凡退でピシャリ。Loweは3者三振でした。これで今日の試合を含めて今季のブルペン全体のK/BBは72/7とCliff Lee並みの領域になっています。

2012年5月7日月曜日

ゲームレビュー 2012 Game 28,18-10

                    
Source: FanGraphs

最初の19試合で15勝。いくら強いチームでもこれは勝ち過ぎ。そして次の9試合は3勝6敗。勝ち過ぎた分のリグレッション期間に入ったのでしょう。開幕から6シリーズ連続で勝ち越したものの、次の3シリーズはいずれも負け越しています。

ダルビッシュは112球63球がストライク(56.2%)、余四球4と御覧の通り制球に少し苦しんだものの、今季ここまで最高となる11Kを奪うなどそこまで悪いアウティングではありませんでした。3回の3点は不運が重なった結果でしたし。11個の三振中スウィングストライクで奪ったものが10個、70マイル程のスローカーブとスプリッターという2つの落ちる球で奪ったものも同じく10個ありました。以下はbrooksbaseball.netによる本日の全投球のデータです。



Pitch Statistics
Pitch Type Avg Speed Max Speed Avg H-Break Avg V-Break Count Strikes / % Whiffs / % SNIPs / % Linear Weights
FF (FourSeam Fastball)92.6694.7-2.388.292212 / 54.55%1 / 4.55% 8 / 44.44%1.2228
SL (Slider)78.6281.28.32-6.811914 / 73.68%10 / 52.63% 13 / 72.22%-2.3815
CU (Curveball)71.5975.59.53-9.43159 / 60.00%3 / 20.00% 7 / 53.85%-0.5471
FC (Cutter)90.1491.92.326.002112 / 57.14%0 / 0.00% 10 / 52.63%1.5424
FS (Splitter)86.7088.9-4.523.19208 / 40.00%1 / 5.00% 6 / 33.33%0.6663
FT (TwoSeam Fastball)92.2693.8-6.985.50136 / 46.15%2 / 15.38% 4 / 36.36%0.0788
Pitch classifications provided by the Gameday Algorithm.
SNIPs are "Strikes Not In Play" and do not include any balls in play.


Inning-by-Inning Pitch Totals
Inning Pitches in Inning Strikes in Inning Strike% in Inning Cumulative Total Pitches Pitch LWTS in Inning
114964.2914-0.034
2201050.0034-0.547
3281657.14621.279
413969.2375-0.862
521942.86961.109
614857.14110-0.364

問題の3回ですが、あのKinslerのミスはいかにも彼らしいな、と。みなさん好き勝手にあれこれおっしゃってますが、彼の守備はMLBトップクラスですよ?実際、その素晴らしいレンジで何本もヒットを防いでいますし、DPの際のピボットは芸術的なまでにスムーズです。2009年以降のUZRで見るとMLB全体で8位、2BではChase Utleyに僅差での2位です。確かに今日みたいに信じられないミスをよくやらかしますが、それを補って有り余る優れた守備力を持っているのです。

打線ですが、もはやエースの力は失ったUbaldo Jimenezに手こずるとは...。特にNellyの不振っぷりはあまりにも深刻で、過去1週間は26打数で3安打、.115/.115/.154、今日も3三振とボールにかすりもしない状態です。彼には2,3試合休養を与えるべきなんじゃないかなぁ。

いいポイントとしては浩治とMark Loweの2人のリリーバーが完全に復調してきたことでしょう。浩治は今シーズンここまで9イニングで2R、4H、11K、0BB、Loweは8イニングで1R、6H、8K、1BB、両者とも失点はソロHRによるものだけです。

明日からはレンジャーズのAAAAチーム(笑)O'sとの4連戦。現在MLBベストレコードの彼らには気が抜けない試合になりそうですが、親球団として格の違いを見せつけたいところです。

Report From Texas:レンジャーズ、4-2で敗れ3カード連続の負け越し


テキサス・レンジャーズは2012年シーズン最初のスランプ期間に突入している。ここまでレイズ、ブルージェイズとのシリーズを続けて落としていたが、インディアンスとの3連戦の最終戦に4-2で敗れ3カード連続の負け越しとなってしまった。

レンジャーズの先発、ダルビッシュ有は調子はよくはなかったものの、今シーズン最多となる11個の三振(うち10個が空振りで取ったもの)を奪うなど内容は悪くはなかった。ダルビッシュは4四球をだし、初球ストライクは全打者の半分だけとコマンドに苦しんでいたが、それでも彼の"スタッフ"はずば抜けていた。ダルビッシュの持ち球全てが素晴らしい動きをするということはこれまでの登板で十分に分かっている。それは今日も例外ではなく特にカーブは素晴らしかったが、結果的に6安打で4点(内自責点3)を奪われてしまった。

問題は3回だった。先頭のJohnny Damonに内野安打を許すと次のJason Kipnisを歩かせ、Asdruba Cabreraにはライト線を破る二塁打を浴びて2点を先制される。続く2人からは三振を取ったが、Shin Soo Chooの三遊間へのあたりをElvis Andrusがファーストに悪送球してCabreraが生還、3-0となってしまった。この後、インディアンスは5回にKipnisのソロHRでもう1点を追加する。

攻撃面では得点圏で7打数1安打、合計8残塁を記録するなどチャンスで再三苦しんだ今日のレンジャーズ。昨日の試合と合わせると得点圏で17打数4安打、16残塁となっている。

レンジャーズは8回に先頭のIan Kinslerがシングル、続くElvis Andrusが二塁打を放ち反撃の兆しを見せる。Josh Hamiltonの内野ゴロの間に1点、さらにMichael Youngのタイムリーで1点を返すが、後続の2人、David MurphyとNelson Cruzが倒れて2点を返すにとどまった。

インディアンスの先発、Ubaldo Jimenezは5四球を出すなどコントロールが荒れていたが、7イニングをわずか2安打に抑えた。Jimenezは6個の三振を奪い、今シーズン3勝目を挙げると同時にダルビッシュにレンジャーズのメンバーとして初の黒星をつけた。

レンジャーズにとって今日の試合でよかった点はMark Loweが7回を無失点に、上原浩二が8回をパーフェクトに抑えたことだろう。この2人のリリーバーはいずれも今季ここまでいいピッチングを続けている。

レンジャーズの次のカードはアウェーでのオリオールズとの4連戦だ。その初戦はレンジャーズがMatt Harrison、O'sがBrian Matuszとサウスポー対決となる。ここ2試合8.1イニングで14自責点、22安打と苦しんでいるHarrisonはシーズン序盤のピッチングを取り戻せるか。カムデンヤーズでの試合は日本時間午前8時05分のプレイボールだ。


By Ben Wertz/Shutdown Inning.元記事はこちら

2012年5月6日日曜日

ゲームレビュー 2012 Game 27,18-9

                 
Source: FanGraphs

BELTRE!!!

クリーブランドでの2試合目。流れ的に絶対に負けるのは避けたかった試合なのですが、なんとか延長戦をものにして連敗を3で止めました。

先発のDerek Hollandはここ2試合ふがいないピッチングだったものの、クリーブランドは去年6月4日に完封を記録。その相性の良さが出たのか、7.1イニングを5H、6K、3BBに抑える好投。マウンドにいる間は1点も許しませんでした。

そのHollandですが、Washは今日もすこし引っ張ってしまったような気がします。8回、1アウトからMichael Brantleyにシングルを打たれたところで交代させるべきだった。この後、続くJason Kipnisにもシングルを打たれて1アウト1,2塁となったところで交代。ここでMike Adamsを投入しますが、代わり端をAsdrubal Cabreraにダブルを浴びて1点差、そしてCarlos Santanaの打席でワイルドピッチ(記録上はパスボールですがかなりワイルドピッチに近かった)で同点にされてしまいます。後続を断ってこのイニングは脱しますが、いや~なこの時点ではいや~な雰囲気がありました。

9回は両チーム無得点で延長戦に。9,10回と3人ずつで切り抜けたOgandoは素晴らしかった。

そして11回表、先頭のGentryが四球、次のNellyは完全にダブルプレーコースのセカンドゴロを打ちますが、Gentryが守備妨害ギリギリのスライディングで併殺を阻止。もしここでダブルプレーを取られていたら次のNapのサードゴロでイニングは終わっていただけに、このプレーは大きかったと思います。次の打者Morelandの場面ですが、ここでインディアンスの監督Manny Actaが不可解極まりない采配。Mitch を敬遠して次のAlberto Gonzalezと勝負しようという算段だったのでしょうが、当然Gonzalezには代打Beltreが送られます。Actaもこの動きが読めないはずはなかったのですが...。Beltreはセンターに決勝の3ランをセンターに叩き込んでレンジャーネイションを狂喜させます。Woo hoo!

その裏はNathanがシングル1本を許すもののきっちり締めて連敗をストップしました。

ただ、今日は走塁面でのミスが目立ちましたね。まずは4回、Mitch Morelandがタイムリーダブルで2-0とし、ノーアウト2,3塁のチャンスでしたが、次のGonzalezのショートゴロで中途半端に飛び出してタッチアウト、ダブルプレーとなってしまいます。このミス、私が中学時代に練習で何度もやらかして怒られたのと全く同じじゃないかい...。どうやらMitchの心はまだサプライズにあるようです。このイニング、もう2点ほど入る可能性もあっただけにこのミスは大きかったです。

もうひとつ、10回表に1アウトで1塁にElvisを置いてMYがライトフライ。ゴロが多いMYを考慮してエンドランをかけたのでしょうが、打球はライトフライになり皮肉にもダブルプレーに。エンドランなので一概にElvisを責められないですが、打球の方向くらい見ようよ...。送球がファーストにわたった時、Elvisは帰塁という言葉からまったくかけ離れた位置にいました。

ま、何はともあれ連敗を止められたので良しとします。日曜日はシリーズ最終戦、先発はここにきて素晴らしいアウティングをしているダルビッシュ有と球速の低下で苦しんでいるUbaldo Jimenezです。

ゲームレビュー 2012 Game 26,17-9

                   
Source: FanGraphs

昨年8月23-25日以来の3連敗。

まずWashに問いただしたいのは7回、2アウトからKotchmanに四球、Hannahanに安打を打たれて1,2塁とされた場面。ここで打順は1番のDamonに返りますが、何故左打者のDamonに対して何故Robbie Rossを投入せずにLewisを続投させたのかということ。試合後にWashは「Lewisは今日Damonを抑えてたからいけると思った。私のミスだ。」とコメントしていますが、本当に意味が解りません。普段利き手のプラトーンを好むWashなのに今日に限って何故...?結局このDamonの2点トリプルで事実上試合が決まった形になりました。この後RobbieがKipnisを簡単に三振に取りますが、時すでに遅し。本当にもう一人早くRobbieを投入していれば試合の行方は変わっていたかも。

その前の7回表はMitchのシングル、Alberto Gonzalezのバントが相手のエラーを誘ってノーアウト1,2塁と絶好の逆転のチャンスを迎えながらもKinslerが5-4-3のダブルプレーでつぶしてしまうなど、今日は7回が本当に明暗を分けました。

Colbyは安定して被弾、ヒットも10本浴びましたが、ラインが示すほど悪い内容ではなかったと思います。

Mitch Morelandは今日もマルチヒットで過去25打数では10安打。手首が完全に癒えたのか、それとも単なる打ち過ぎ期間なのか。

土曜日のシリーズ第2戦はLoweとHollandのDerek対決。ここ数試合不調のDutchは昨年6月4日にここクリーブランドでインディアンスを完封していますが、それを彷彿とさせるピッチングに期待したいです。

2012年5月3日木曜日

ゲームレビュー 2012 Game 25,17-8

                    
Source: FanGraphs

かつて競馬好きで有名だったDick Allenは人工芝のについて「俺は馬が食わないようなものの上ではプレーしたくない(If a horse won't eat it,I don't want to play on it)」とコメントしたことで有名ですが、人工芝のロジャース・センターで昨年8月23-25日以来の連敗を喫したレンジャーズの面々も同じような気持ちだったのではないでしょうか。

前日は今季最悪の内容の試合でしたが、今日はそれを上回る酷さでした。

12:37開始と早い時間の試合ということもあって今日は控えを大量に起用。2回にそのうちの一人、Brandon Snyderがメジャー初HRを放って"I-Homered-Before-Albert(俺はAlbert Pujolsより先にHRを打ったぜ)クラブ"の仲間入り、1-0とリードしますがよかったのはここまで。3回にHarryがKelly Johnsonに2試合連続となるHRを浴びて逆転されます。次の4回にも4安打、2四球で6点を取られて試合はほぼ決してしまいます。直後の5回表に3点差まで詰め寄るものの、6回にHarryの後をうけたScott "Scooter" FeldmanがEdwin Encarnacionに3ランを被弾して反撃の望みをゼロに。

相手先発のRicky Romeroもそこまで調子はよくなさそうだったのですが、8イニングを投げられてしまいました。

Harryはここ2先発で8.1イニングを22安打、15失点と完全にボロボロ。元々奪三振力は高くなく、ゴロを打たせるピッチャーなのですが、打球がことごとく野手の間に飛んでしまっています。打線ではNelson Cruzが過去2週間で.216/.286/.275、0HRと絶不調もいいところ。速く復調していただきたいです。

次は移動日を挟んでのインディアンスとのシリーズ。初戦の先発はColby LewisとJeanmar Gomezです。

2012年5月2日水曜日

ゲームレビュー 2012 Game 24,17-7

                   
Source: FanGraphs


                

はい、Heartbreakingな試合でした。

BeltreとHamiltonをけがで欠いた打線はジェイズの先発Drew Hutchsonに対して初回から2回の先頭Nellyまで4者連続で三振を喫するも、Murphがシングルで出塁。このイニング一気にたたみかけて5点を奪いました。

が、レンジャーズのせんぱつNeftali Felizも不安定で、最初の2イニングはランナーを出しながらいずれもダブルプレーで切り抜けますが、3回に先頭のColby Rasmus、続くJeff Mathisを歩かせてしまいます。今シーズンここまで.313を打っているものの、通算打率がほとんど.200に満たないような9番打者を歩かせていてはだめですね。案の定Kelly Johnsonに3ランを喰らって2点差、そしてJose Bautistaにもほとんどど真ん中に投げて被弾、あっという間に1点差に。

その直後の4回表にKinslerがダブルプレー崩れの間に1点を追加して6-4のまま試合は進みます。6回にNeftaliがJohnson、Bautistaと続けて歩かせたところでRobbie Rossにスイッチ。RobbieはAdam Lindをダブルプレーに、Edwin Encarnacionをショートゴロに打ち取って切り抜け、またしても #TeamRobbie を熱狂させます。

しかし、全てが崩れたのは7回裏。この回も続投したRobbie、先頭のEric Thamesをショートへのゴロに打ち取りますが、これをElvisが54試合ぶりとなるエラー。さらにノーアウト1,2塁となった後Colby RasmusのバントもキャッチャーのNapが処理し損ねてしまいます。Napは9回に「目の霞み」で交代しますが、このエラーの際にはその影響はなかったとのこと。

Robbieにとっては不運にもほどがある7回でした。ここでOgandoに交代しますが、不運の連鎖は止まらず2つのゴロを打たせるもいずれもダブルプレーを取れずに同点、そしてJohnsonに逆転のタイムリーを浴びてしまいます。このイニングはまるで2008年以前のレンジャーズを観ているようでした。

8回は元レンジャーズのDaren Oliverに3人で抑えられ、9回もこれまた元レンジャーズのFlancisco Corderoに対して簡単に2アウト。ここからKinsとElvisの連続安打で何とかつなぎ、打席には最近25打数でわずか5安打のチームリーダーMY。「ああ、終わったな」と思いましたが、ここでその素晴らしいリーダーシップを発揮し起死回生の同点タイムリー(#Leadershipped)。

しかし、悪い日はとことん悪いもので9回に登板したMike AdamsがBrett Lawrieに今季初被弾でthe end。不振のキャプテンのタイムリーで追いついたのにそれはないだろ、という展開でしたが、これも野球(That's the way baseball go)なので仕方ないか。

「流れ」という言葉は嫌いですが、それがあるとしたらやはり7回のElvisのエラーですね。54試合ぶりのエラーからああもガタガタ崩れるとはね...。今季ここまで最悪の試合とみて間違いないでしょう。ちなみにElvisのエラーは-0.068 WPA、Napのは-0.13でした。明日勝って連続連敗なし記録を続けたいところですが、心配なのはNapの目。もし明日出れないとなるとHamilton、Beltre、Napとラインナップの軸を3人も欠くことになりますが...。

明日の先発予想はMatt HarrisonとRicky Romeroのレフティマッチアップです。

2012年5月1日火曜日

Report From Texas:レンジャーズ、ダルの好投と下位打線の活躍で勝利!


レンジャーズは週末の3連戦でタンパベイに1勝2敗と、今シーズン最初のシリーズ負け越しを喫したが、月曜の夜にはダルビッシュ有の好投もあって悪い流れを引きずることはなかった。

ダルビッシュは国境の北側で(注:ブルージェイズの本拠地トロントがあるのはカナダ)ブルージェイズを打線を7イニング、1失点、4安打に抑える快投を見せ、チームを4-1の勝利に導いた。ダルビッシュはまた6回を除いて毎回、最初の3イニングでの6個を含む9三振を奪い、ブルージェイズ打線は彼に対して手も足も出なかった。

ダルビッシュのこの夜唯一のミスは4回にEdwin Encarnacionに打たれたソロHRだけだ。だがそれを除けば彼は素晴らしい動きのある様々な球種をホームプレート全体を使って投げ分けていた。彼は今シーズンが始まって1か月で4勝目をあげ、防御率は2.18に下がっている。

相手の先発投手、Kyle Drabekもいいピッチングをしていた。彼は6イニングにわたるアウティングでレンジャーズ打線を2失点、5安打に抑えて8個の三振を奪ったが、その5本のうち3本は二塁打で2回のNelson Cruzと3回のElvis Andrusによるタイムリーも含まれている。

7回、レンジャーズに試合を決める追加点をもたらしたのはかなり意外な伏兵たちだった。Mitch MorelandとCraig Gentryの2人が連続でHRを放ち、4-1とレンジャーズの勝利をほぼ決定的なものにしたのだ。Gentryにとってはメジャー通算2本目のHRだったが、フェンスを越えたのはこれが初めてだった。覚えている人も多いだろうが、彼の初HRは去年レンジャーズが地区優勝を決めた夜に飛び出したランニングHRである。

Mike Adamsが8回を無失点に抑え、9回はJoe Nathanが三者凡退で締めた。この素晴らしいピッチングパフォーマンスは2012年のレンジャーズにとっておなじみのものとなっている。

この試合でのキーポイントは1、ダルビッシュは素晴らしいピッチングを続けている、2、このチームの打線はどこからでも点が取れる、の2つだ。MorelandとGentryが8,9番というポジションでこのように点をもたらしてくれるなら、投手陣との歯車もより一層かみ合うことになる。レンジャーズはこれで今シーズン17勝6敗となり、未だに連敗を経験していない。

火曜日(注:現地時間)のシリーズ2試合目はNeftali Feliz、Drew Hutchsonという2人が先発する。Felizは4月21日、彼が完投したものの敗戦投手となったタイガース戦以来の先発で、21歳の右腕Hutchsonにとってはキャリアで3試合目の先発だ。

By Ben Wertz/Shutdown Inning.元記事はこちら

ゲームレビュー 2012 Game 23,17-6

                   
Source: FanGraphs

Back-to-back jacks(2者連続HR)はそんなに珍しいことではありません。しかし、それがMitch Morelandが左投手から打ったものとCraig Gentryのさく越えの一打だったら?

そんな天文学的数字な出来事が起きた今夜の試合。ダルビッシュ有は7IP,1R,4H,9K,2BBとまたもソリッドなアウティングでした。アメリカに来て初めてのHRを打たれたものの(いや、アウェーのトロントでの試合だったのでまだ"アメリカでは"HRを打たれてませんね)、97球中62球がストライク。ついに本領を発揮し始めたように思えます。本人がtwitterで呟いたように、今日はファストボールが走っていなかったらしくいつもよりスライダー、カッターを多投していました。以下はbrooksbaseball.netによるダルビッシュの本日の全投球の割合、球数、平均球速など。




Pitch Statistics
Pitch Type Avg Speed Max Speed Avg H-Break Avg V-Break Count Strikes / % Whiffs / % Linear Weights
FF (FourSeam Fastball)92.5195.3-3.488.462815 / 53.57%1 / 3.57% 0.1872
SL (Slider)82.0084.96.12-3.492114 / 66.67%5 / 23.81% -0.7011
CU (Curveball)76.4783.24.44-8.01137 / 53.85%2 / 15.38% -0.4949
FC (Cutter)90.4592.60.364.992217 / 77.27%5 / 22.73% -1.9838
FS (Splitter)87.6889.6-5.562.7253 / 60.00%1 / 20.00% 0.5929
FT (TwoSeam Fastball)93.3896.1-9.264.3486 / 75.00%0 / 0.00% 0.1262
Pitch classifications provided by the Gameday Algorithm.



Inning-by-Inning Pitch Totals
Inning Pitches in Inning Strikes in Inning Strike% in Inning Cumulative Total Pitches Pitch LWTS in Inning
114964.2914-0.862
2211152.3835-0.201
311872.7346-0.862
410990.00561.095
512866.6768-0.575
612866.6780-0.834
717952.9497-0.034

また、15球を超えたのは2回と7回のみととてもテンポの良いピッチングでした。

ダルビッシュから初HRを打ったEdwin Encarnacionですが、ここまで.322/.376/.678と絶好調。彼は「New Joey Batsかも」とか言われてましたが、侮れない存在になっていますね。因みに彼のプロ入りは2000年のドラフト9巡目でレンジャーズに指名されています。

打線は2回にNelly、3回にElvisと2本のタイムリーダブルで序盤に2点を挙げます。「追加点が欲しいなぁー」と思っていたら7回には冒頭で書いた2者連続HR。Morelandはこの試合前までLHPからは通算142打数で1本(記録上は1本ですが、昨年5月13日にGio Gonzalezから放ったグランドスラムが雨天中止により取り消されているので実際は2本)のみ、そしてGentryに至ってはこれがメジャーで初めての柵越え(昨年ランニングHRが1本)という、ほとんど奇跡に近いような出来事でした。

ダルはもう1イニングいってもよかったのですが、8回はAdams、9回はNathanが締めて勝利。未だに昨年8月23-25日にレッドソックスに3連敗して以来レギュラーシーズンでの連敗はありません。

気になることと言えばBeltreが今日3本目のヒットを打った際にひざ裏を痛めて交代したこと。何事もなければいいのですが、既にHamiltonを欠いているために、彼が試合に出れないとなるとなり痛手です。そのHamiltonは早ければ明日の試合から復帰できるようですが、はたしてどうなることやら...。目下、敵は故障だけ状態なので十分に気を付けてほしいです。

ゲームレビュー 2012 Game 22,16-6,Happy Birthday Wash!

                   
Source: FanGraphs

今季4週目にして2回目のESPNの"Sunday Night Baseball"での全米中継。しょっぱなから昨年のWS第6戦の例の場面を流すなど、放送センス皆無なところを見せ付けてくれました。試合中も序盤はずっと第6戦の話ばっかり。

Derek Hollandは4安打を浴びて3点を失った2回を除けば6IP,2R,5H,8K,2BBとそこまで悪いアウティングには見えませんでした。決定的な5点目を奪われた7回は少し引っ張りすぎたかな。

打線は初回にHamiltonのシングルで先制しますが、彼は恐らくこの時に背中を痛めて結局3回から交代。試合後Washは「大したことはない」と語っていましたがDay to Dayの模様。彼がラインナップにいないとなるとちと痛いですね...。

そのWashは7回にKinslerがストライクの判定に抗議したのをかばって退場に。本日60歳の誕生日を迎えたWashでしたが、あまりうれしくないプレゼントになってしまいました。

突然の豪雨が降り出した9回には相手のミスもあり2アウト満塁と攻めますが最後はKinsがピッチャーライナー。レンジャーズにとっては12カード、2011年9月5-7のこれもレイズとのシリーズ以来の負け越しとなりました。

ただ、総じてみればBOS、DET、NYY、TBとの12試合を8-4と勝ち越したのは大きいです。これが今のレンジャーズの実力、と胸を張って言えますね。この後はしばらく楽なスケジュールが続くのでここでさらに貯金を積み重ねたいところです。