2011年12月27日火曜日

Yorvit Torrealba has been suspended in Winter League


Rangersのキャッチャー、Yorvit Torrealbaがヴェネズエラのウィンターリーグの試合で主審を殴るという事件を起こし、リーグから今季の残りと来季全て、合計66試合の出場停止処分を食らいました。ソースはLoneStarDugoutのJason Coleから。

CaracasでプレーしているTorrealbaは23日の試合で空振り三振を喫したあと審判に詰め寄って小突くという事件を起こしました。問題のシーンはこちら。


これについてRangersのGM,Jon Danielsは「我々はこのことについては把握しているが、詳しいことは知らない。現在もっと詳しい情報を待っているところだ」と語っています。

Torreallbaは今季ここまでWinter Leagueで17試合に出場し.246/.290/.333を記録。また、これに関してMLBの試合では何のお咎めもないようです。

2011年12月21日水曜日

Yu Darvish Is A Texas Ranger(追記あり)

今更ですが、私もYu Darvish落札についての意見を


まず、日本時間のAM11:00前後に発表されるという情報が流れていたのでその時間に合わせてTwitterのTLに張り付いていました。ところが結局2時間半ほど遅れることに。その間にRangersウェブサイトのBBTiAではDarvishの動向を追うチャットを開始。これがサイト史上最高の閲覧数(今年のWS時の2倍!!)を記録したとか。こういったことからもDarvishが現地でも大きな注目を集める存在だということがうかがえます。

まあ落札結果はご存じのとおり、我らがTexas Rangersが$51.7MMで交渉権を獲得したのですが、事前に有力候補とされていたBlue Jaysも$50MMをbidしたようで僅か1.7MM差という僅差でした。


落札が決定した後、私が最初に思ったのは「これでGio Gonzalezを獲らずに済む」でした。というのもコアなファンはご存じだとは思いますが、RangersのマイナーにはJohan Santana ver.2とも言われていた左腕、Martin Perezやマイナー全体でもトップクラスの身体能力を誇るSSのJurikuson Profarといったプロスペクトがいます。もしDarvishを逃した場合はその彼らとの交換で他球団からGio GonzalezやMatt Garzaらの先発投手を、明らかにRangersに不利なトレードで獲る羽目になるのではないか、というのがもっぱらの噂でした。それだけにDarvishの交渉権落札は喜ばしいかぎりなのです

もちろん、チームとしてはDarvish効果で日本からの放映権料、マーチャンダイズ収入なども期待できます日本にもRangersファンが爆発的に増えると思われます。ただ、彼らの中には「Darvish以外の選手はよくわからない」という人も多いはず。当サイトとしては、そういう人々に良質なRangersの情報を日本語で発信し、彼らに本物のRangersファンになってもらうのが目標ですね。そしてDarvishがいなくなった後もRangersを応援し続けてほしい。それを目指して精進します

細かいアナライズはまた別のエントリーにて

Rangers GM Daniels on Yu Darvish




12/22 追記

MLB Trade Rumorsによると、Jaysが50MMをbidしたという情報はガセで、実際はRangersの入札金は他のすべてのチームを圧倒的に上回る金額だったとのこと。それならもう少し安く入札しても(42MMくらい?)よかったのに(笑)。



2011年12月14日水曜日

Don't Re-do NLMVP Voting

今季のNLMVP、Ryan BraunがPEDテストで陽性を示し、来季開幕から50試合の出場停止を受けることが確実となった。あるソースによると、体内のテストステロンが基準の3倍を超えていたとのこと。

はっきり言ってもううんざりだ。またしてもPEDテストで引っかかった選手が(それもビッグネームから)出たことにではない。こういうことが起きるたびに、「○○は薬を使っていたんだからMVP投票をやり直せ」だとか「彼はこれで殿堂への道は閉ざされた」とかいう輩が湧いてくることにである。

これから書くことについて異論、反論の類はいくらでも受け付けるつもりだ。私はMVP投票をやり直べきだとは思わない。もちろん、球界中に薬が蔓延するよりはすっかりなくなったほうがいいに決まっている。だが90年代後半以降、この問題は常にMLBについて回ってきた。いちいちPED絡みの問題が起きるたびに完全に抹殺しようとしていたらキリがない。

OK,仮に今季のNLMVPの投票をやり直したとしよう。すると2位だったMatt Kempが繰り上がる?しかし、PEDの影響を完全に取り去るのならBrewersの今シーズンも完全にやり直すべきだ。あれだけ劇的な終盤からPOをやり直したいベースボールファンがどこにいる?(RangersファンとしてはWS game 6の9回裏をもう一度やり直したけど)。

さらに言うなら、過去のPEDが関わったすべての投票、全てのシーズンの結果もやり直すべきだ。Barry Bondsがいた2000年代前半のGiantsのシーズン、NLMVPの投票は全てやり直すべきだろう。1980年代後半のJose CansecoとMark McGwireのいたA'sと88年のALMVP投票や、Ken Caminitiが受賞した1996年のNLMVP投票とPadresのシーズンもだ。それだけではない。かの有名な"Mitchel Report"を信じるなら、PEDの影響を完全に抹消したければ1990年代後半からのMLBすべてをなかったことにしなければならない。

HOF投票にも話を広げよう。もちろん私は殿堂入りの投票権を持っていないが、もし持っていたら喜んでBondsに投票するつもりだ。Roger Clemens,Rafael Palmeiro,McGwire,A-Rod,そしてManny Ramirezの名前も投票用紙に書き込む。少なくともMcGwireの現役時にはルールで禁止されてはいなかった。もっというならShoeless Joe JacksonやPete Roseもクーパースタウンで表彰されるべきだ。彼らのレリーフが飾られていない殿堂なんて私には耐えられない。スポーツマンシップに反する?それなら今すぐTy Cobbを殿堂から追放するべきだ。強烈な人種差別者だったという評判のある19世紀の選手の何人かもだ。現役時代は人格者で名の通っていたKirby Puckettは引退後に女性問題を何回か起こした。1980年代はPEDよりもっとたちの悪い薬-コカインなど-が蔓延していた。PEDだけが殿堂入りの際に障壁になるなんて馬鹿げていると私は思う。もちろん、PEDは選手の能力に多大な影響をもたらすという声もあるだろう。だが仮にBondsがPEDを使わなかったらどんなスタッツを残しただろうか?それは誰にもわからない。CansecoやPalmeiroがクリーンだったら?誰も知る由もない。何人かはそれでも殿堂入り級の成績を残し、何人かは平凡な選手で終わっていただろう。だがそれは誰にもわからないのだ。

さらにいうなら、MLBは2リーグ制になって以降、Jackie Robinsonのデビューまでずっとアフリカン・アメリカンやラテンアメリカの選手を拒み続けてきた。私に言わせるならそっちのほうがPEDなんかよりも大問題だ。もしSatchel PaigeやJosh GibsonがキャリアのすべてをMLBで過ごしていたら?それはやはり誰にもわからない。

ベースボールというスポーツはAlexander Cartwrightとその仲間たちが初めてプレーして以来、さまざまな問題とともに成長し、巨大化してきた。その中には人種問題や野球賭博問題もある。とくに人種問題はベースボールだけでなく、すべての人類に影響を与えてきた。そして我々が今直面している中で最大の問題が薬物問題なのである。

別に私はPEDをどんどん使えなどと言っているわけではない。ほとんどの人と同じように、球界からきれいさっぱり消え去ってほしいと心の底から願っている。だが、これはすでにMLBの歴史における汚点の一つとなってしまった。それに、ここまで蔓延してしまったのは規制する側の対応の遅れ、甘さもあるだろう。Bud SeligはたしかにMLBの産業としての規模を何倍にも押し上げた。だがその一方で薬物問題に目をつぶり続けてきたことも否めない。選手たちだけを非難するのは彼らをスケープゴートにしている感がある。それはあまりにも不公平だ。

今季のNLMVP投票をやり直すのは正しい方法とは思えない。もしRyan Braunが殿堂入りに値するキャリアを送って引退したら、素直にクーパースタウンに送り込んであげるべきだ。そんな小さなことでいちいち議論していてもPEDは消えないだろう。我々はもっと全体を見て、この問題を解決していくべきだ。


*12・14タイトル変更

2011年12月10日土曜日

C.J. Wilson Is No More Left-Handed Than You

The CJ Wilson Intro by Ben.Rogers

He knows... more about Lost than you 
He's more left-handed than you 
And he can race cars faster than you 
Whoa Whoa 
He does... more machine-gunnin' than you 
He's more straight edge than you 
And he's somewhat better lookin' than you 
Whoa Whoa 
CJ, come throw strikes with me 
We'll strike out a minotaur-like unicorn 
With the head of Barry Bonds 
Strike 1-2-3 yeah 
CJ, c'mon, CJ, c'mon CJ, c'mon CJ 
CJ Wilson

私は過去2年間、C.J Wilsonが先発するたびにまさに上の歌詞のような気持だった。彼はRangersにドラフトされ、低迷期から2年連続ALチャンピオンを経験してきた。彼が先発転向を希望していると聞いたとき、私は「いやいや無理に決まってる、ブルペンに残ってくれたほうがチームの編成的にもいい」と声を荒げて言ったものだ。周りも同じようなことを言ってる人が多くいた。だが彼は見事に先発として活躍し、予想をいい意味で裏切った。私はこの場を借りてCJに謝りたい。

一つポジティヴな面を上げてみよう。彼は金の亡者ではなかった。今回最高額のオファーを出したのは、新球場移転を控え、今オフ札束をばら撒きまくっているMarlins。彼らはCJに6年、100MM近いオファーを出したらしい。だがCJはそれを蹴って20MM以上安く、1年短い契約で彼の地元のチームを選んだ。金よりホームタウンを優先したのだ。彼は決してLeBron James(地元であるClevelandからFAでMiami Heatに移籍した)ではなかった。



私はMark Teixeiraがトレードされた日のことを覚えている。彼はCJの前に私がRangersで最もお気に入りだった選手だ。CJと同じくTeixeiraはRangersがドラフトし、オールスターまで育てた選手だ。Rangersは2007年の開幕前にTeixeiraに8年間の契約延長をオファーした。だが彼は断った。彼は勝てるチームでのプレーを望んだ。CJは違う。彼はRangersに残りたがった。だがRangersのCJに対するオファーはMarlins,Angelsに「遠く及ばないもの」だったという。CJはこの対応に「がっかりした」と語っている。

一つ言えるのは、球団のフロントはファンとは違う。彼らは金をもらってチームの編成を任されているプロの集団なのだ。我々ファンは指をくわえて眺めているしかない。そして今回、彼らの判断は「C.J. Wilsonは5年77.5には値しない」というものだった。それならそれでいい。私は現在のRangersフロントは素晴らしいと信じているし、実際に2年連続でWS出場したチームを作り上げた。さらにマイナーシステムはMLBでも屈指のタレントの宝庫だ。もう1度言おう、私はRangersのフロントを信じている。

C.J Wilsonは金より地元チームで投げることを選んだ。最悪なことにその地元チームは同地区のライバルチームで、さらに悪いことにCJの契約が発表される数十分前に史上最強打者の一人と10年契約を結んでいたということだ。

私はCJがAngelsのピッチャーとしてRangers相手に登板しても彼に罵声を浴びせるつもりはない。もちろんAngelsの勝利を望むつもりも微塵もないが。だが今はCJの決断を尊重し、敬意を表したい。


2011年12月5日月曜日

Learning To Live

Jose ReyesがMarlinsと6年106MM+オプションで契約しましたね。私はMIAが熱心に動いているという噂が出た時点で彼らが獲得するだろうなと思っていたのでそこまで驚きではないです。

ところでBeyond The BoxscoreやESPNなどで書いているライターのDave Gershman氏はシーズン終了直後にこのようにtweetしていました


- もしC.J Wilson(若しくは他の大物FA選手)がMarlinsと契約したら俺は子猫を食ってみせるよ -


今回のReyesの契約によりこれが現実となってしまったGershman氏。はたして彼は本当に子猫を食べるのでしょうか?(笑)


皆さんも無謀な賭けにはくれぐれも及ばないでください。このようなことになるかもしれないので。